あさりは酒蒸しにしたりお味噌汁の具として美味しいので、料理に使う人は多いと思います。
しかし、あさりを砂抜きしている時などに、生臭くて腐ってるか心配になるという事はありませんか?
あさりは、表面的には腐っているか分かりづらいので、見分け方が難しいですよね。
そこで今回は、あさりが生臭い時に、腐っているかどうかを見分ける方法をご紹介していきたいと思います。
あさりが生臭くなる原因
それでは早速、あさりが生臭くなる原因から解説していきましょう。
原因は、大きく分けて3つあります。
あさりの殻に付いた汚れ
まず1つ目は、あさりの殻に付いた汚れによる臭いです。
あさりは海の中で生きているので、どうしても殻に汚れが付いている事があります。
あさりを洗う時に、あさり同士をこすり合わせるように水で洗って、生臭いのが取れれば殻に付いた汚れが原因でしょう。
しかし、あさりの表面を洗っても、生臭いのが取れない場合は、他の原因が考えられます。
海水によるもの
2つ目は、海水によるものです。
海水の中でも、泥が多い場所や環境的にあまり良くない場所で見つかったあさりの場合は、どうしても磯臭さが強くなる傾向があります。
その場合は、腐っているわけでは無いので食べる事は出来ますが、海水が磯臭い原因の場合は、砂抜きをしても多少臭いが残ってしまう事が多いでしょう。
腐っている
そして3つ目は、腐っている場合です。
あさりは、実はとてもデリケートな性質を持っていて、気温や水温で簡単に死んでしまうのです。
外見では分かりづらいですが、あさりは死んでしまうと、数時間程度で腐り始めてしまいます。
このように、死んでしまって腐っている場合は、臭いを発する事が多いので、異臭に近い磯臭さを感じます。
あさりが腐ってるか見分ける3つの方法
では次に、あさりが腐ってるかを見分ける方法をご紹介していきたいと思います。
ニオイ
まず1つ目の見分け方は、ニオイです。
あさりは、先ほど解説した通り、条件のよって磯臭いと感じる事がありますが、腐ってるあさりの場合は磯臭さとは違う、異臭と感じるので分かります。
本来、あさりは生きている状態の時は、無臭に近いので判別が難しい場合は、一度あさりを流水で洗ってみると分かりやすいでしょう。
何度か洗ってみて、それでも臭いを感じる場合は、腐っているので食べないようにしましょう。
水が白く濁る
2つ目は、水が白く濁る場合です。
これは、砂抜き中に見分ける方法です。
砂抜きをしている際に、腐ってるあさりがある場合は、水が白く濁ってきます。
腐ってるあさりがない場合は、水はきれいな状態のままなので、見分けやすいでしょう。
砂抜き中に動かない
そして3つ目は、砂抜き中にあさりが動かない場合です。
あさりは、砂抜き中に舌(管)を出して呼吸をしたり、殻を動かしたりします。
しかし、腐ってるあさりの場合は、まったく動かないので砂抜き中に何も動きがないあさりは、腐ってると思って良いでしょう。
あさりの消費期限
それでは最後に、あさりの消費期限について解説していきたいと思います。
まず、スーパーなどで購入した場合の消費期限は、おおよそ2~3日程度です。
あさりが取られてから、お店に並ぶまでには、すでに2日程度経過しているので、購入してきたら出来るだけすぐに食べるようにしましょう。
そして、潮干狩りなどであさりを取ってきた時の消費期限です。
潮干狩りであさりを取ってきた場合は、スーパーなどで購入した時よりも短く、1~2日程で食べきるようにしましょう。
保管状況によっても、多少前後しますが、長くても2日以内には食べきることをおすすめします。
まとめ
今回は、あさりが磯臭い原因や、腐ってるかを見分ける方法をご紹介してきました。
あさりは、海の中にいるので多少磯臭い時がありますが、たいていは何度か洗えば磯臭さは取れてきます。
そのため、あさりが腐ってるかを見分ける為には、まずは臭いが1つの基準となるので覚えておくと便利でしょう。
そしてさらに、砂抜き中に水が白く濁った時や、あさりが全く動かない場合も腐っているので食べないようにしましょう。
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