失恋で辛くても、我慢して現実を見たほうが良い場合があります。
例えば、以前の失恋によって数ヵ月以上塞ぎこんでいる場合は、失恋そのものを受け入れたほうが良いでしょう。
今回は失恋を受け入れる方法について解説します。
失恋は早めに受け入れるほうが得!?
失恋や辛いことは、早めに受け入れるほうが得でしょう。
なぜなら、失恋によって落ち込む期間が長くなると「落ち込むこと」が本人の習慣になるからです。
すると、ポジティブになるための労力が大きくかかってしまいますよね。
早めに前向きになるためにも、今回は失恋を受け入れる5つのポイントについてご紹介していきます。
別れるまでの経緯を振り返る
まず、失恋を受け入れるためには別れるまでの経緯を振り返ってみましょう。
経緯を振り返る時、事実と自分の感情を紙やスマホのメモに書き出してみると良いかもしれません。
なぜなら頭の中の整理が出来ていない状態で受け入れようとすると、事実も含めて曖昧なままになり、「こんな結果は嘘だ」と自分の中で現実を否定する可能性があるからです。
そのため、事実と共に自分が思っていることを書き出して、「曖昧な部分」を明確すると良いでしょう。
書き連ねる間は少々苦しい想いをするかもしれませんが、自分と向き合い失恋を受け入れるための材料になってくれるはずです。
相手の心変わりを期待しない
次に、失恋を受け入れるためには「相手の心変わりを期待しない」ことも必要です。
例えば「相手が自分に振り返ってくれるかもしれない」と淡い期待を抱いたところで、もし期待通りにならなかったら余計に失望しますよね。
また、「相手が自分を好きになってくれるまで待つ」という行為は、長く続くほど報われなかった時に後悔することになります。
そして相手を追い続けるほど「頑張った分評価されたい」と思い込み、さらに失恋を受け入れづらくなることでしょう。
なので、基本的に相手の心変わりは期待せず「また機会があったらね」くらいの軽い感覚で捉えてみると良いでしょう。
自分のプライドは遠くに置いておく
失恋を受け入れるためには「自分のプライドを遠くに置いておく」とイメージしてみましょう。
なぜなら、失恋で起こる感情として「プライドが傷ついて自尊心が低くなる」というものがあるからです。
もちろん、人間には自己防衛本能があるため「自分の心が傷つけられたから修復する」という行動に走ります。
つまり、失恋によって起こる「自己防衛本能(修復)」とはプライドの修復と考えられますよね。
では、失恋で傷ついた自分のプライドを直すために人は何をするでしょうか。
答えは「相手を傷つける」「相手の価値を下げる」「相手に追いかけてもらう」「相手に振り返ってもらう」「相手を憎む」「相手を嫌悪する」などの行為に繋がります。
上記の行為は延々と続く可能性があり、さらに褒められたものではありませんよね。
失恋を受け入れるためにも「今、自分のプライドは遠くに置いてある」とイメージすると良いかもしれません。
「もっと素敵な異性がいる」と考える
失恋を受け入れる時は「もっと素敵な異性がいる」と考えてみましょう。
例えば「自分の理想の恋人像」を思い浮かべると良いかもしれません。
もちろん、思い浮かべる時は「極限の理想像」であり、現実的な部分は一切加味せず理想を描いていきます。
バカバカしいと思えるかもしれませんが、どれだけ大きな理想であっても「失恋相手よりも素敵な異性がいる可能性」を否定できる材料はありません。
なぜなら「悪魔は存在する」という理論さえも、数学者が唱えた量子論では否定できていないからです。
つまり、それよりもスケールの小さい「理想の恋人の存在」も否定できません。
そのため、次の恋人の理想像を描くことで「もっと素敵な異性がいる」という考えが確信に変わることもあるでしょう。
失恋を受け入れる時は、次のチャンスに期待をして希望を持つ姿勢が必要かもしれませんね。
「別れは最良の選択」と認識する
失恋を受け入れる時に「別れは最良の選択」と認識してみても良いでしょう。
なぜなら、「最悪の選択」と思い込むと納得がいかず、失恋相手に縋りつく可能性があるからです。
例えば「このまま一緒にいたら自分は幸せに生きられたのに」や「別れなければ将来安泰だったのに」などと考えると、納得できないことが原因で一生引きずりますよね。
一方、「別れが最良の選択」だと認識できたなら「次の良い出会いに繋げるための選択だった」「最高の幸せはこの後に訪れる」など、前向きに捉えることができるでしょう。
失恋を受け入れる時は「別れが最良の選択だった」と認識を変えてみると良いかもしれません。
まとめ
失恋を受け入れる方法について解説しました。辛いことほど、受け入れることに躊躇う部分があるかもしれません。
けれども、受け入れた先に希望や大きな光が待っていることでしょう。
また、次の恋愛がいつもより輝いて見えるかもしれません。
ご本人が失恋を受け入れて、前向きになれることを心から祈っております。
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