失恋で苦しい時、情緒不安定になってしまうことがありませんか?
本人としてはいつも通りでいたくても、心が失恋に集中していて立ち直ることが難しい時もあります。
今回は、失恋で情緒不安定になった時の対処法をご紹介します。
失恋によって情緒不安定に!?今すぐできる5つの対処法
そもそも情緒不安定とは、脈絡もなく精神的に不安定になり、すぐに泣く・怒ってしまう等の行動に出て、自分で上手く感情をコントロールできない状態を示します。
何事も情緒不安定になる時は、大抵の場合自己肯定感の低下やストレス・不安感が原因となりますが、今回は失恋で情緒不安定になった時の対処法を解説していきたいと思います。
「好きだった」「付き合っていた」等、全て過去形に変える
失恋による情緒不安定を改善するためには、「好きだった」「付き合っていた」等の事実を全て過去形に変えてみましょう。
理由は、自分の意識の中の言葉を変えることで、多くのことが「過去の出来事」として処理しやすくなるからです。
逆に、現在進行形で「今も好き」「今も付き合いたい」で頭の中に入れておくと、「叶えたい未来」を期待し続けた結果、情緒不安定な状態が維持されてしまいますよね。
そのため、失恋で情緒不安定な時こそ、恋愛のことを脳内で「過去形」に変換し、一度距離を置く姿勢を取ってみることをお勧めします。
「時間は有限、恋愛は無限」と考える
「時間は有限、恋愛は無限」と考えることで、今この時を大切にできることでしょう。
また、恋愛や今後の新しい縁の可能性は無限だと考慮すると、あまり現在の失恋が重要ではないように思えてきますよね。
誰しも、失恋で落ち込み情緒不安定になることはあります。
しかし、時間は有限だからこそ落ち込んでいる時間は勿体なく、自分次第で異性との縁を作れる可能性があるから、恋愛は無限の可能性を秘めているのです。
失恋で情緒不安定な時は「時間は有限、恋愛は無限」と考えてみてはいかがでしょうか。
「自分の希望を失っていない」と認知すること
「自分の希望を失っていない」と認知することで、「自分には何もなくなってしまった」という失恋の喪失感を緩和できるはずです。
例えば、失恋や何かで失敗した時に「自分が抱く希望」「自分自身の可能性」「将来への期待」が薄れることがありますよね。
けれども、いくら絶望したとはいえ、自分の可能性に賭け、自分に期待をして、自分の将来を信じられる人は「自分だけ」だと気づくことも必要です。
つまり、自分に対する希望を持てる者は自分だけ。
素敵な王子様が自分を救って、期待して希望を持ってくれるなんてことは殆どありません。
失恋で情緒不安定な時こそ自立心が必要です。
よって「自分の希望を失っていない」と思うことで、多少は「情緒不安定になっている場合じゃない。しっかりしなきゃ」と認識できるようになることでしょう。
失恋の全てについて「良かった」と思い込む
少し難しいことではありますが、失恋の全てについて「良かった」と思い込むことも情緒不安定を解決するコツです。
例えば「こんなに好きになれた人と出逢えて良かった」「付き合えて良かった」「愛し合うことができて良かった」等、全てにおいて良かったと思えたなら、相手への感謝で心が満たされるのではないでしょうか。
また、些細な事でも感謝をすることで、徐々に後悔が消えていくはずです。
失恋による情緒不安定を解決したい時は「素敵な恋愛ができて良かった」と思える部分を探してみましょう。
自分の状態は「山の天候と同じ」と認識すること
自分が情緒不安定になっている時は「山の天候と同じ状態」と認識すると良いでしょう。
なぜなら、自分の感情の状況を具体的にイメージすることで、頭の中の整理が付きやすいからです。
例えば、山に吹く風は斜面を駆け上がるため、上昇気流が発生しますよね。
また、山は複雑な地形のおかげで空気が上昇・下降を繰り返し、雲の発生・消滅が繰り返されて天気の変化が大きくなります。
そのため、山の天候は不安定になりがちと考えられるでしょう。
「情緒不安定」な状態も山と同じようなもので、些細な空気・環境の変化で右往左往する状況と言えます。
「今の自分は失恋で心が不安定になりやすい状態(地形)だ」と再認識することで、「情緒不安定であること」に対して不安にならなくて済むのではないでしょうか。
まとめ
失恋で情緒不安定になった時の対処法を紹介しました。
失恋後は、自尊心が傷ついて精神的に不安定になりやすい時期と考えられますが、そういった状態を乗り越える方法が数多くあります。
「情緒不安定な状態から抜け出せる」という自分の可能性を信じて、ポジティブになれるよう色々な解決策を試してみてくださいね。
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