いくらの醤油漬けをたくさん作りたいけど、残ったら困るなぁと思ったことはありませんか?
実はいくらは冷凍保存しても美味しく食べられるんですね。
いくらを冷凍するのはちょっと意外な感じもしますが、ココではいくらの簡単な冷凍保存の方法や、美味しく食べられる解凍の方法をご紹介しています。
また、冷凍したいくらを美味しく食べられる、簡単なレシピなどもご参考に。
いくらの冷凍保存方法は「小分け」がポイント!
プチプチした食感がたまらない、高級食材の「いくら」。
いくらの旬は9~11月で、秋鮭の旬と重なります。
シーズンの秋になると生筋子が手軽に購入できるので、自宅でも美味しい醤油漬けを作ることができます。
そんないくらですが、一度に食べきれない場合は冷凍保存できることをご存知でしょうか。
いくらの冷凍の方法にはいくつかありますが、基本的には小分けにすることがポイントです。
一番長持ちする方法は小ビンに入れることです。
ジャムの空きビンや100円均一で売っているものなどで十分です。
まず、ビンを熱湯で10分ほど煮沸消毒してから空気が入らないようにみっちりと詰めます。
その時、フタをきっちりと、固く閉めることが大切です。
タッパーの場合は中にラップを敷いてから同じように空気が入らないように詰めますが、ビンよりは密閉度が低くなるので注意が必要です。
ビンの場合の賞味期限は3~4ヶ月程度です。
タッパーの場合は冷凍時間が長くなると隙間から冷気が侵入し、いくらの表面が白く乾いてしまいますので、2ヶ月前後を目安に食べきるようにしましょう。
冷凍しても味が落ちないので、一度試されてみて下さい。
いくらの解凍はレンジでいいの?
冷凍品はレンジで解凍するのが一般的ですが、設定温度と時間によってはせっかく冷凍保存したいくらが加熱されてしまうことがあるので、レンジの使用はあまりおすすめできません。
レンジ以外で解凍する場合は冷蔵庫で自然に解かすのが一番です。
冷凍しても味は落ちないので、我が家の冷凍庫にいつも常備するようにしています。
冷凍庫から取り出してから1時間ほど室温のまま置いておき、その後冷蔵庫でゆっくりと解凍します。
解凍時間は冷凍庫から取り出してから食べられるまで6時間前後と時間はかかりますが、溶けた際に生じる「ドリップ」の発生も少なく済むため、生の状態とあまり変わらず美味しく食べることができます。
また、急いでいる場合は水による「流水解凍」がおすすめです。
シンクにボールなどを置いて、その中にビンやタッパーに入ったままのいくらを入れて、上から水を少しずつ流すようにすると早く解凍できます。
ビンはそのままでも大丈夫ですが、タッパーの場合はフタの隙間から水が入ってしまう可能性があるので、ビニール袋に入れてから行うようにしましょう。
いくらの解凍後の賞味期限は?
ちなみに、いくらを解凍した後の賞味期限は冷蔵庫の温度にもよりますが、醤油漬けのいくらは4日~6日程になります。
冷凍後、解凍したいくらは早めに食べ切るようにしましょう。
また、常温での放置は味が劣化するのでやめたほうがいいですね。
いくら 冷凍したものでも美味しく食べられる簡単レシピ
冷凍したいくらでも美味しく食べられる簡単レシピは「鮭の親子丼」です。
鮭は切身で売られている塩鮭や塩を振った生鮭でもいいですが、ビン詰になっている鮭フレークでも代用することができます。
鮭を耐熱皿に並べて軽くお酒をかけ、ラップをかけて電子レンジで8分前後加熱してからラップを外して粗熱を取ります。
ほぐして皮と小骨を取り除き、白胡麻を入れて軽く混ぜ、味が薄い場合は塩を加えて調整します。
丼に熱いご飯を入れて鮭、イクラの順にのせて上から細かく切った焼きのりをふりかけて完成です。
食べ方は練りワサビを溶きながら食べるのがおすすめですが、半分ほど食べ終わったらかつお出汁をかけてお茶漬け風にしても美味しく食べられます。
また、熱いごはんではなく冷たい酢飯にして、鮭をいくら、千切りにしたしその葉を混ぜ込んで混ぜご飯にしても美味しいです。
ラップに小さく小分けにして「てまり寿司」風にしても楽しむことができるのでおすすめです。
まとめ
いくらは高血圧や動脈硬化などの生活習慣病の予防にも役立つと言われ、また、内臓脂肪の蓄積を抑えてくれる栄養素も含まれています。
生筋子の旬の季節にいくらの醤油漬けをたくさん作って、冷凍しておきましょう。
10~11月にまとめて作って冷凍し、お正月に備えるのもいいですね。
おせち料理の彩りにぜひ♪
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