我が子が無事に大学に合格。
本人はもちろん、春の入学式を楽しみにしている親御さんも多いことでしょう。
我が子の晴れ姿を一目見たいと、入学式に行く予定をしている方。
また、行かないほうがいいいのかな?と悩んでいる方。
ココでは大学の入学式に親は行くのか行かないのかという疑問についてをまとめてみました。
大学の入学式に親は行く?行かない?
我が子の大学の入学式を控えているけれども、一緒に行くのか、行かないのか迷っている方は多いのではないでしょうか。
これについての意見は賛否両論あるといえるでしょう。
批判意見としては、大学の入学式に親が出席するのはおかしい、子離れできていない、学生が自立できないなどの意見が聞かれます。
確かに学生の自立性を養う場でもあるので、保護者が干渉し過ぎることは避けるべきだと考える人も多いようです。
でもこれらは入学式などの式典には全く該当していないといえます。
式典行事と普段の生活では扱いは異なります。
理由もなく日常的に親が送迎をするなどの行為があるのであれば、確かにそれは自立性に問題を与えるといえるでしょう。
しかし
式は特別な行事であり、一緒に出席することは何も問題はない
といえます。
でも、出席するに当たり、注意点があるのも事実です。
それは周囲への配慮を忘れずに喜びを分かち合うということです。
我が子の姿をひと目見たいがために参列席に割り込んだり、声を出したりとかの行為は迷惑になるので大人として最低限のルールは守るようにしましょう。
また場合によっては子供が親の出席を嫌がるケースもあるでしょう。
子供が来てほしくないと言っているのであれば、もちろん参加を控えて受け止めてあげることも一つの手段です。
出席しなかったからといって特に困ることはないはずです。
実際、お子様のみで出席される方もたくさんいらっしゃいますし、もし親御さんの参列が必要であれば、大学側からその旨の通知がくるはずです。
式とは別に父母説明会などを設けている学校もあるので、もし不安な場合は大学へ問い合わせするなど、適宜対応すれば良いでしょう。
式の主役はあくまでも入学者本人であることを頭に入れておきましょう。
大学の入学式 実際、親の出席率ってどれくらい?
行く、行かない、と決めた場合でも、実際の大学の入学式の場合、親の出席率ってどれくらいなのか、やはり気になるものです。
以前は多くの保護者が子供と一緒に出席していましたが、現在では昔と比べると保護者の割合は少なくなっているといえるでしょう。
とはいえ出席率は母親の場合には60%、父親の場合には25%パーセントを超えています。
全体で見た場合には、6割以上であるということがわかり、保護者が入学式に出席することは普通のことであることがわかります。
私も息子2人の大学の入学式には行ったのですが、意外とたくさんの親御さんがいらっしゃるんだなぁというのが素直な感想です。
中学や高校とは違って、大学ではそうそう行事に親が参加するということも少なくなるでしょうし、子供がどんな学校でこれから学んで行くのか、知りたかったので迷わず行きました。
自宅からそう時間がかからない範囲だったので迷わなかったのもあるんですが、遠方からとなると色んな事情でなかなか大変かも知れませんね。
それでも、たまたま隣の席に座られた方が「息子が大学に入り一人暮らしを始めるので、入学式だけでも両親揃って来たかったんです」という、お話を聞いた事もあります。
そんな感じで、お父さまとお母さんのお2人揃って出席されている方も何組か見受けられました。
入学式に行くなら早めに会場に行くのがおすすめ
出席するのであれば、多くの場合、会場は学生の席と保護者の席に分かれているものです。
もちろん大学にもよりますが、保護者席は学生の席に比べると少なく設けられていることの方が多く、満席になった場合には会場の外で待機しなければなりません。
私の場合は2人とも入学式そのものが行われる会場は学生のみで、保護者は別ホールでビデオ映像を見ながらの参加でした。
式典自体に出席しないのであれば、外で時間をつぶしていてもよいでしょう。
式典にも参加したいというのであれば、できるだけ早く会場に行って席に座っておくことをお勧めします。
特に新入生が舞台で何かをするということもなく、多くの人が席はどこでもよいと考える人が多いことでしょう。
式典が終了したら、子供は保護者が一緒に行動していてはなかなか積極的に行動しにくいかもしれず、友人を作る機会も逃してしまう可能性もあります。
そのためタイミングを見計らい雰囲気で帰り時を察するようにしましょう。
大学の入学式に行く時の親の服装は?
では、入学式に行くと決めた場合、どんな服装で行けばよいのかも気になってきます。
入学式という場である以上、常識的な身なりを心掛ける必要があります。
大学の入学式の母親の服装としては、ダーク系のスーツを着る人が多く見られます。
大学生ともなると子供自身も大人になっていることから、自分と親を分けて考える子供も多く、それほど保護者の身なりは気にはしていないといえます。
しかしこれが最後の学生生活だからと、和服を着て行く人も見られます。
着なれている着物でいらっしゃればステキだと思います。
ただ和装の場合には、洋装以上に着用する場所や時期などにより注意しなければならないことがあるため、よく考えて選ぶようにしましょう。
適切な保護者の服装としては、年齢が上がるにつれてよりフォーマルになるともいわれています。
近年では礼服を着る保護者も見られますが、黒一色の礼服は、晴れの日という意味ではやや地味すぎるとも言えるでしょう。
親の年齢も上がっていることから、暗い色の服を着用していればそれだけ顔色を沈ませてしまうことにもなります。
このような場合にはコサージュやアクセサリーで工夫をしたり、明るめのグレーのスーツなどを選ぶのも一つの手段です。
子供との接点がそれほどないので、自由に着用する服を決めることができるので、自分の希望をかなえてみるのもよいでしょう。
あくまでも主役は大学生になった子供です。
わざわざスーツなどを新調する必要はないと思いますし、よほどラフな格好じゃなければ、手持ちのもので充分だと思います。
まとめ
入学式の主役はあくまでも、これから大学生活を迎える子供たちです。
なので、結論としては親が出席するのも良し、出席しないのも良し。
それぞれの家庭の事情や考え方などを踏まえつつ、子供の晴れの舞台を温かな心で見守りたいですね。
天候に恵まれた、良い入学式になりますように。
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