飛行機を利用する時、保安検査場での手荷物検査は必ずおこなう決まりとなっています。
ですが、あまり飛行機を利用しない方や、初めて飛行機を利用する方は、手荷物検査でトレーに出すものが何かわからず、もたついてしまいがち。
そこで今回は、飛行機の手荷物検査でトレーに出すものを詳しくご紹介します。
よりスムーズに手荷物検査が終えられるよう、何をトレーに出すのか覚えておきましょう。
飛行機の手荷物検査でトレーに出すものは何?
手荷物検査でトレーに出すものは次の通りです。
・ジャケットやコートなどの上着
・マフラーや帽子
・財布
・スマホ
・パソコン
・タブレット端末
・デジカメ
・時計
・カギ、キーケース
・金属製のアクセサリー
・金属の装飾がついたベルト
・化粧水などの液体
・くるぶしを覆う靴、厚底の靴、金属の装飾がされている靴
手荷物検査では、パソコンなどの電子機器のX線が他の荷物の状態を確認しにくくするためトレーに出すものという位置づけとなっています。
小銭などをポケットに入れている人も多いかと思いますが、これらもすべてトレーに出すものになります。
忘れてゲートを通ると検査のやり直しとなってしまうので注意です。
また、液体も機内に持ち込むことができますが、「100ml以下の容器に入ったもの」に限定されます。
100ml以上のものは持ち込みができないので注意してください。
手荷物検査を通過した後、自動販売機でペットボトル飲料を購入した場合は、100ml以上でも持ち込みが可能なので、飲み物類は手荷物検査を通過した後に買うと良いでしょう。
飛行機への持ち込みがNGなもの
飛行機に乗る際は、持ち込みできないものもあります。
これらを持参してしまうと、手荷物検査の時に没収されてしまうので注意しましょう!
・カッターナイフ
・折り畳み式のナイフ
・刃体が長いハサミ
この中で特に悩みどころなのが「ハサミ」。
厳密にいうと、眉ハサミのような小さなハサミは手荷物検査のトレーに出せばOKです。
ですが、刃体が6㎝を超えるハサミは手荷物として飛行機に持ち込むことはできません。
もしハサミを持参していて6㎝以上なら、手荷物としてだけではなく受託手荷物として手続きを済ませましょう。
また、電動シェーバーやカミソリといった刃の長さが小さいものも手荷物として持ち込みOK!
これらは手荷物検査の時トレーに出すものに含まれるので、忘れずに出すようにしてください。
他に忘れがちなのが、「メガネ」と「女性用の下着」です。
メガネはフレーム部分が金属になっていることがありますし、女性用の下着も金属の装飾がついていることも。
これらをすべて把握するのは難しいので、不安な方はその場にいる係員に相談してみましょう。
「これはトレーに出すもの」と思うものは出して、ダメだった場合は係員の指示に従って再度手荷物検査を受けるようにしてくださいね。
手荷物検査は余裕を持って済まそう
初めて飛行機に乗る人はもちろん、搭乗する飛行機に混雑が予想される場合は、手荷物検査も時間がかかるのでなるべく早めに済ませるようにしましょう。
手荷物検査の締切時間は、利用する航空会社によって異なります。
それぞれの時間は次の通りです。
・出発20分前…JAL、ANA、スカイマーク
・出発25分前…ピーチ、ジェットスター
飛行機に乗る時は、各航空会社の締切時間を過ぎないよう、手荷物検査を済ませてくださいね。
まとめ
以上、飛行機の手荷物検査でトレーに出すものと持ち込みがNGなものをご紹介しましたが、大体のイメージはついたでしょうか?
トレーに出すものとNGなものを把握しておくことで、手荷物検査をよりスムーズに終わらせることができるので、近々飛行機に乗る予定がある方はぜひ参考にしてくださいね。
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