失恋で眠れないことがあり「不眠かも？」と思う瞬間はありませんか？
失恋も含めて酷く辛い想いをした後は、情緒不安定になりやすく、布団に入っても眠れないことがあるでしょう。
今回は失恋がきっかけで眠れない理由とその解決策を解説していきます。
失恋で眠れないのはなぜ？5つの理由と解決策
失恋で眠れない時は、目を閉じていても睡眠に入れない理由が気になることがありますよね。
辛いことを思い出してしまう人は、楽しいことを思い浮かべると眠りやすくなるものですが、他にも理由があります。
今回は失恋が関連して眠れない理由を5つ挙げていきたいと思います。
解決策を探す参考になれば幸いです。
脳が興奮している状態だから
まず、失恋で眠れない理由の1つとして、脳が興奮状態にあるからでしょう。
理由は、失恋後に「辛い」「悲しい」と強く想うことで、興奮作用を持つノルアドレナリンが脳内に大量生産されるからだと考えられます。
また、ノルアドレナリンは不安や恐怖・怒り・イライラ・緊張等の原因となり、思考や意識の活性化、心身の覚醒・興奮等、交感神経を通して様々な負の影響を起こしやすくなります。
そのため、リラックスを促すためのセロトニン遮断されてしまい、眠れないケースがあると考えられます。
脳が興奮している状態の時は、リラックス効果が期待できるアロマ等を試してみると良いかもしれません。
辛い気持ちを吐き出せてないから
失恋で眠れない時、本人が辛い気持ちを吐き出せていないことも理由に挙げられます。
なぜなら、不満ばかりだとリラックスして眠りにつくことが難しいからです。
例えば、無理やり自分の気持ちを抑えつけてしまう人の場合。
失恋によって受けた不満を口にすることなく、他人に愚痴を話すことや、一切の相談をしないケースがありますよね。
でも、失恋において一切の不満を感じない人は稀です。
通常なら、失恋に関して何かしら想う節はあることでしょう。
なので、失恋の不満が溜まって眠れない場合は、思いを受け止めてくれる友人・知人に相談してみることをお勧めします。
喪失感や寂しい気持ちが強いから
失恋によって、喪失感や寂しい気持ちが強く起こる人の場合、心の中で「寂しい」という気持ちが増えていくことでしょう。
「寂しい」という感情は「自分が満たされていないから」と心の底で感じているからこそ、起こり得るものです。
でも、確実に100％満たされている人はいるものなのでしょうか。
例えば、とある男性が才能に恵まれており、賢くて何でもできる。
高収入で美人の配偶者がいる。
傍から見ると彼は「究極に幸せな人」かもしれません。
けれども、彼は確実に100％満たされているのでしょうか。
答えは違うはずですよね。
なぜなら、彼なりの「寂しさ」があって配偶者を必要として、結婚したと考えられるからです。
また、才があり賢いからこそ面倒事を押し付けられることも多々あるでしょう。
もしかしたら、他人に距離を置かれることがあるかもしれません。
よって、どのような人でも「寂しい」という感情は持つと考えられます。
なので、失恋したことで喪失感や寂しい気持ちを強く持っているのなら
「誰でも経験する寂しさで、一過性のものだ」
「満たされてないと思い込んでいるだけかも」
・・・などと、考え方を少し変えてみることをお勧めします。
混乱している状態だから
失恋で眠れない時は、混乱している状態かもしれません。
例えば「自分はまだ失恋していないかも」と思っている人の場合、頭の中で上手く整理ができておらず、色々なことを考えて混乱してしまうのでしょう。
そういった場合はスマホや紙を使い、実際に起きた失恋と自分の気持ちを一度書き出してみると良いかもしれません。
頭の中ではなく、目に見える状態に変化させることにより、本人の混乱を減らして、以前よりも睡眠しやすくなることでしょう。
自分の環境に不安を感じているから
失恋で眠れない時、自分の置かれた環境に不安を感じている可能性もあります。
例えば、婚約していた相手と失恋した場合。
将来を約束していた上に、具体的な計画が頭の中で出来上がっていたことでしょう。
こういった場合、頭の中で構成された「未来のプラン」が失恋によって消えて「自分が置かれた現在の環境」に不安を感じることもあるはずです。
なので、失恋で眠れないことがあると考えられるでしょう。
自分の環境に不安を感じていて眠れない時は「とにかく今を一生懸命に生きる」と前向きになってみてはいかがでしょうか。
そのためにも、まずは休息やストレス解消が必要かもしれませんね。
失恋で眠れない時の解決策まとめ
- リラックス効果が期待できるアロマ等を試してみる
- 誰かに相談してみる
- 考え方を変えてみる
- 気持ちを書き出してみる
- 今を一生懸命に生きると前向きになる
眠れない日が続くのは辛いですが、寝なくちゃ・・と思う気持ちが強いと余計に眠れないものです。
そんな時は無理に寝ようと思わず、上記の方法を試してみたり、また、「今日は朝までオールするゾ！」という感じで好きなDVDを見たり、昔の本を読み返したり、と寝る方向にもっていかないように気持ちを変えると楽になり、反対に眠くなってきてしまうものかもしれません。
人は何かに夢中になると他のことは考えられなくなりますので、今は無理に忘れよう、無理に寝よう、などと思う必要はないと思います。
彼のことを思い出す時間も日々、少なくなってくるはずです。
必ず時間が解決してくれます。
今が自分にとって最悪に辛い時だと思うのなら、これ以上辛いことは起こらないと思ってしまえば、気持ちも楽になります。
さいごに
失恋で眠れない原因とその解決策について考えてみました。
失恋以外の他の要因が重なって眠れない場合もありますが、自分が眠れない理由を突き止めることで解決へと繋がるはずです。
少しでも気持ちが楽になれるような解決策を見つけていただければ幸いです。
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