人は生きるために働かなければいけませんが、「仕事」というのは疲れるだけでなく大きなストレスを感じてしまうものでもありますよね。
確かに、自分の好きなことを仕事にすることができれば大きなストレスを感じずに暮らしていくことができますが、多くの人は「好き」を仕事にできていないというのが現状だと思います。
定期的にマッサージに行ったり、お酒や食事でストレス解消したり、ショッピングモールや映画に行って楽しんだり。
人はあらゆる方法でストレスを溜めすぎないように心のバランスを取りながら暮らしています。
そんな社会人たちに最高におすすめできるストレス解消法が「自然と触れ合うこと」です。
この記事では、そんな「仕事のストレスを軽減させるのに自然との触れ合いが効果的な理由」について解説していきたいと思います。
仕事のストレス軽減するのは自然に触れ合うことがベスト
ミシガン大学が発表した論文で、「自然に20分~30分触れ合うことが最もストレスを軽減させる」という研究結果が出されました。
ストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール」というストレス物質が軽減される効果が証明されたのですが、この研究の優れたところは「何分程度自然に触れあえば一番効果的かが判明した」というところでしょう。
海などの自然でもストレス軽減の効果はありますが、一番おすすめなのはやはり木々が生い茂る山などの自然です。
「自然と触れ合う」という方法は、経済的な負担も少ないというのも嬉しいポイントです。
ストレス社会と言われる現代に日本人は、もっと自然と触れ合う機会を作る必要性があると言えるかもしれません。
仕事のストレス軽減は会社の中や近くの公園でも効果アリ
自然に触れ合うことでストレスを軽減できますが、自然に触れ合うために毎日山に行くというのは現実的に不可能ですよね。
特に日中働く会社員であれば、自由な時間はお昼休みくらいなものでしょう。
しかし、ストレスを解消してくれるのは「山」ではなくあくまで木々が生い茂るような「自然」なので、公園などでもストレス軽減の効果が期待できます。
大きな会社であれば敷地内に小さな公園があるということもあるでしょう。
更に、会社から少し歩いたところに公園があるというパターンもあるかと思います。
毎日お昼休みにその公園に行きお昼ご飯を食べるのが理想的ですが、「最近ストレスが溜まってきたな」というタイミングで公園でランチを食べるという方法でも良いかもしれません。
前記した通り、「20分~30分程度自然に触れ合う」ことがストレス軽減にとって非常に効果的なので、お昼ご飯を食べた後に少しだけ公園でくつろぐだけでも大きな効果が得られるのです。
仕事のストレス軽減は定期的に自然を味わうことが重要
一番効果的なのは短い時間自然に触れ合うことですが、定期的に「思いきり自然と触れ合う」というのも非常に重要な気がします。
大自然に触れ合った時、人はなぜか「帰ってきた」というような感覚になるものです。
こういった錯覚は、もしかしたら遺伝子レベルで自然を求めている証拠なのかもしれません。
近年では、再びキャンプブームが起きていますし、昔はなかった1人でのキャンプ(ソロキャンプ)も流行っています。
コロナ禍によって人混みの多い場所は余計にストレスを溜め込んでしまう可能性があるので、キャンプのような外で思い切り自然を味わえるようなストレス解消法が現代ではピッタリと言えるでしょう。
葉っぱの揺れる音や川のせせらぎ、虫の音、優しく吹き抜ける風などの自然を思う存分感じることができれば、間違いなく溜まったストレスも軽減されることでしょう。
まとめ
今回は、仕事のストレスを軽減させるのに自然との触れ合いが効果的な理由について解説してきました。
自然と触れ合うことでストレスを軽減させられるというのは、何となくわかっていたという人も多いのではないでしょうか?
様々な研究でそれが証明されてきているわけですが、これを機に本格的に暮らしに自然を取り入れてみるのも良いかもしれません。
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