ゼロカロリーの炭酸飲料でも太るって本当?太る理由とメカニズム - わくわく情報.com
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ゼロカロリーの炭酸飲料でも太るって本当?太る理由とメカニズム

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最近販売されている炭酸飲料の中には「ゼロカロリー」を謳い文句に売り出しているものも多くあります。
このゼロカロリー、「カロリーがないならたくさん飲んでも大丈夫!」と思っていませんか?
実は場合によっては飲むことで太ることもあるんです。
そこで今回はゼロカロリーの炭酸飲料が太るのか?

そのメカニズムは何なのかについて詳しくご紹介していきます。

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ゼロカロリーの炭酸飲料には「人工甘味料」が含まれている

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ゼロカロリーの炭酸飲料、飲むとカロリーがないはずなのに甘みを感じませんか?

この正体は人工甘味料。

ゼロカロリーの炭酸飲料は、この人工甘味料を活用して甘みを出しつつ、ゼロカロリーにしているのです。

代表的な人工甘味料として「アセスルファムK」や「スクラロース」が挙げられますがこれらはなんと砂糖の200~600倍甘みがある成分となります。

人工甘味料は砂糖と比べると太る確率は下がる成分ですが、摂り過ぎると尿路結石や糖尿病になりやすくなることが分かっています。

WHOが推奨している人工甘味料の摂取量は、1日当たり約0.75gとなっています。

これは体重50㎏の場合を想定していますが、日頃からゼロカロリーを多く飲むという方は念のため注意しておきましょう。

約0.75gはゼロカロリーの炭酸飲料に換算すると、約1.5~2ℓの量となります。

これ以上飲まなければ病気になるリスクが少なくなるので意識してみてくださいね。

「ゼロカロリー」は「カロリー0」じゃない

少しややこしいですが、「ゼロカロリー」は「カロリー0」ではありません。

厚生労働省のガイドラインで、100mlにつき5カロリーほどなら「ゼロカロリー」と表記して良い決まりになっています。

なので、厳密にいうと「カロリー0」になっていないことも多いのです。

とはいえ、たったの5カロリーほどなのでそれほど大きな数字ではないように思いますよね?

実は太る原因は意外なところにも。

そのうちのひとつが「ゼロカロリーなことによる安心感」です。

「これならカロリーが含まれていないから太ることはない」という先入観でつい炭酸飲料を飲み過ぎてしまい、結果的に太ってしまうという事例が実際に海外の研究で報告されています。

また、ゼロカロリーの炭酸飲料は習慣性があるため、ついまた飲みたくなってしまうのだそう。

「ゼロカロリーだから太らない」と思って毎日飲んでしまうと、太ることもあるので炭酸飲料が好きな方は注意してくださいね。

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ゼロカロリーは食欲を増進させる作用も

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水や砂糖入りのジュースと比べると、ゼロカロリーの炭酸飲料は食欲を増進させる作用があるといわれています。

これはイギリスのブーヌムース大学で行われた研究結果で導き出されたもので、水や人工甘味料、砂糖をそれぞれグループ別に飲んで食欲を観察したところ、人工甘味料を飲んだグループの食欲が一番高かったというのです。

人工甘味料はカロリーがなくても甘みがあるので、脳が「カロリーが入ってきた」と勘違いします。

ですが、実際にはカロリーを取っていないので脳がカロリーを摂るように脳が指令を出します。

このように、人工甘味料のゼロカロリーを飲んで食欲が増すのは、脳の反応が関係しているのではないかと考えられているのです。

ゼロカロリーは食生活のカロリーを調整するのに適していますが、飲み過ぎてしまうと糖尿病などのリスクも気になります。

また、カロリーが低いとはいえ食欲を増進させる作用もありますし、クセになると習慣的に飲んでしまうものです。

なので、日頃から飲むことが多いという方で「最近太った」と感じるのなら、少し飲む頻度を減らしてみると良いかもしれません。

まとめ

さっぱり感が大好きで、つい手がでてしまう炭酸飲料。
ゼロカロリー=カロリー0と認識していた方も多いのではないでしょうか。
「ゼロカロリーだから大丈夫」と安心せずに、控えめに楽しむようにしましょうね。

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