一般的なビジネスホテル以上にリーズナブルな価格で泊まれる「カプセルホテル」
最小限の設備やWi-Fi環境なども整っていて、旅行やビジネスの出張時に利用する方が多いです。
カプセルホテルには、カプセルが上段と下段ありますが、どっちの方が良いのでしょうか?
今回は、初めてカプセルホテルに泊まることになった方に向けて、それぞれのメリットとデメリットをご紹介していきます。
カプセルホテルは手軽に利用できるスグレモノ
カプセルホテルは駅から近い場所にあるため、旅行や出張の際はもちろん、「うっかり終電を逃した」なんて時にも気軽に利用できます。
利用料金は1泊約2,000円~4,000円となっていて、高級なカプセルホテルでも6,000円ほど。
リーズナブルな価格で、食事や入浴、マッサージなどあらゆるサービスが利用できます。
寝るカプセル内は大人1人が入れるくらいのスペースしかありませんが、寝具はすべてそろっていて、照明器具やコンセントもあり、シンプルながら設備は充実しています。
カプセルホテルの「上段」のメリット・デメリット
そんなカプセルホテルですが、寝床は「上段」と「下段」があり、それぞれ特徴やメリット、デメリットがあります。
では、まずは「上段」から、詳しくみていきましょう。
上段のメリット
- 下段よりも防犯できる
- 間違えて入ってくる人は極力いない
- 音が気にならない
上段を選ぶメリットは、まず防犯できるという点です。
カプセルホテルでは、貴重品をカプセル内に持ち込むことも多いため、気になるのがセキュリティ面。
下段は入りやすいですが、上段はハシゴを登らなくてはならないので、防犯面ではメリットが大きいです。
また、ハシゴを使うため、酔っぱらった人が間違えて入ってくる、なんてことも少ないです。
上段は下段以上に静かに過ごせるので、少し音がすると起きてしまう…。という方におすすめです。
上段のデメリット
- ハシゴを使うのが面倒
- 下段に人がいると気になる
上段のデメリットは、昇り降りにいちいちハシゴを使わなければならないこと。
多くのカプセルホテルのハシゴは垂直で登りにくいため、疲れている時や酔っぱらっている時は苦に感じるかもしれません。
また、ある程度力を入れないと登れないため、高齢の方は転倒などにも注意が必要です。
昇り降りする際は音がするので、下段に人がいると気を遣ってしまいなかなか降りられません。
寝ている最中にトイレに起きることが多い方は、下段の方が落ち着いて過ごせるでしょう。
カプセルホテルの「下段」のメリット・デメリット
続いて、「下段」のメリットとデメリットをご紹介していきます。
下段のメリット
- 出入りが楽
- 上段以上に気を遣わない
下段は出入りが楽なので、トイレやお風呂などにも気軽に行けます。
ハシゴも登らなくていいので、疲れている時、酔っぱらっている時でも安心です。
また、寝ている最中ベッドから音がしても、上段以上に気を遣わないため、気楽に過ごせます。
~下段のデメリット~
- 安全面に心配がある
- ごくたまに、間違えて入ってくる人がいる
- 上段に人がいると、音が気になることも
下段は上段以上に入りやすいため、安全面には少し不安があります。
また、スリッパを置いていても寝ぼけた人、酔っぱらった人が入ってくることも。
滅多にないことですが、不安な方は上段の方が安心して過ごせるでしょう。
さらに、上段に人がいると、寝返りや上り下りの音などが気になることもあります。
心配な方は耳栓などを持参するのがおすすめです。
まとめ
気軽に利用できるカプセルホテル。
上段と下段は、それぞれメリットとデメリットがあります。
これからカプセルホテルを利用するという方は、ご紹介した内容を踏まえて、自分に合った方を選んでみてくださいね。
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