仲の良い同年代の友人や上司などから結婚祝いを貰った時「内祝い(お返し)はいらないからね」と言われると困ってしまいますよね?
「お返しがいらないと言ってくれるのはありがたいけど、せっかくくれたのに渡さないなんて失礼かな…?」など色々考えてしまうかと思います。
そこで今回は、結婚祝いの内祝いを「いらない」と言われた時の対処法について、関係別に詳しくご紹介していきます。
仲の良い同年代の友人に内祝い(お返し)はいらないと言われた場合
まずは仲の良い同年代の友達に「お返しはいらない」と言われた場合です。
気心を知った仲なら、その言葉に嘘はなく、結婚したばかりでバタバタしているであろうあなたを気遣って言ってくれている可能性が高いです。
つまり、仲の良い友達の結婚祝いの「内祝いはいらない」という言葉は相手からの「厚意」なのです。
厚意の言葉を受け取った上で結婚祝いの内祝いを渡すのは逆に失礼となってしまうので、このような場合は丁寧に手紙でお礼を伝えて、結婚祝いの内祝いは贈らない方が良いでしょう。
「だけど、やっぱり申し訳ないな」と思うなら、新婚旅行で友人へのお土産を買ったり、友人に慶事があった時にお祝いの品を贈るようにすると良いでしょう。
手紙でお礼を伝える時は、仲の良い友人ならメッセージカードで特に問題ありません。
「これからもよろしくね」という言葉を添えてお礼を伝えてみてください。
上司や親戚に内祝い(お返し)はいらない」と言われた場合
続いて、上司や親戚に結婚祝いを貰って「お返しはいらないから」と言われた場合の対処法です。
仲の良い友人とは異なり、上司や親戚は付き合いが浅いことも多くどう対処して良いか迷ってしまいますよね?このような場合は相手の本心を考えることが大切です。
上司から結婚祝いを貰ったなら、同じく上司から結婚祝いを上司から貰った同僚に「上司に内祝い贈った?」と聞いてみましょう。
もし同僚も同じように「内祝いはいらない」と言われて贈っていないならあなたも贈る必要はないでしょう。
ですが、中には社交辞令で「内祝いはいらない」と言う上司もいます。
内祝いを贈らないことで関係が悪化しそう、何か悪い噂を流されそうと思った時は、「妻(夫)が『どうしても』と言っておりまして、宜しければお受け取り下さい」と一言添えて内祝いを渡すのが良いでしょう。
親戚から「内祝いはいらない」と言われた場合も同様に、親や近い親戚に相談してみるのがおすすめです。
もちろん、心からお祝いしたい気持ちで結婚祝いを贈ってくれている方もいるかと思いますが、親戚とも距離があって本心がハッキリ分からないなら「妻(夫)がどうしてもと言っていて…」と同様のパターンで贈るようにしましょう。
結婚祝いを貰った時は、内祝いを「贈る」「贈らない」に関わらず、お礼状を渡した方が良いでしょう。
上司や親戚に渡すならメッセージカードよりもお礼状が適しています。
こちらに、感謝の気持ちを込めて贈るようにしてくださいね。
また、内祝いはいらないと言ってくれた方に内祝いを贈らない場合でも、その方が結婚や出産、昇進、栄転、定年退職などをした場合は、お祝いを贈るようにしましょう。
まとめ
結婚祝いをいただいた時「内祝いはいらない」旨を伝えられた時は、基本的に内祝いを贈る必要はありません。
ですが、新婚旅行のお土産や、相手の慶事にお祝いの品を贈るなど、別の形で贈り物をすることで良い関係を継続できます。
また、「内祝いはいらない」と言われた場合でもお礼状などで感謝の気持ちを伝えるのも大事なマナー。
「内祝いはいらない」と本心から言ってくれているのならあなたのことを思ってくれている証拠なので、今後良い関係性を築いていくためにも丁寧に感謝の気持ちを伝えるようにしてくださいね。
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