子供や親戚がいる人にとって、お正月の悩みどころの「お年玉」
自分があげる側になったら、一体いくら包めばいいのか・・。
渡す人数が多ければ、尚更悩んでしまいますね。
お年玉っていくらあげたらいいんだろう。
赤ちゃんや大学生もあげたほうがいいのかな?
あげるとしたらいくらが相場?
などなど、色々考えてしまうことも。
一般的な相場っていくらなのでしょう。
また、何歳まで渡すもの?
ここでは、お年玉についてそんな疑問を解決できるよう、まとめてみました。
お年玉は何歳から何歳まであげたらいい?
お年玉をあげる年齢には、もちろん、決まりなどはありません。
ただ、生まれてまもない赤ちゃんや二十歳を過ぎた大学生に渡す必要はあるのかどうか、悩んでしまいますね。
まだお金の価値が分からない赤ちゃんや就学前の子供には、本人にあげるのではなくご家族にあげるという事になります。
ご家族の付き合いの密度によって決めるのが一般的です。
また年老いた父母や祖父母にお年玉をあげる、というのもよく聞きます。
それまでもらっていた側が、働いてお金を稼ぐことができるようになり、今までの感謝の気持ちを込めて渡したら、きっと喜ばれるでしょう。
この場合は渡すご本人の収入やお気持ちなどで金額も変わってくるかとは思いますが、たとえ少なくても、その気持ちだけで充分だと思います。
お年玉の年齢別の相場はいくらぐらい?
では実際、お年玉にいくらあげたらいいのか、相場が気になってきます。
<お年玉の年齢別の相場>
・0才~幼稚園児⇒1,000円~2,000円
・小学生⇒3,000円~5,000円
・中学生⇒5,000円~10,000円
・高校生⇒10,000円
・大学生⇒10,000円
※2016年5月 nanapi より
赤ちゃんにお年玉をあげると言っても当然、相手の親に渡す形になるので「おもちゃでも買ってあげて下さい」とひと言足すと良いですね。
また、現金ではなく、おもちゃやお菓子などをあげるのもおすすめです。
小学校高学年になると自分の意思で欲しいものが出てきます。
欲しい物を買い、少しでも貯金に回せるという事ができるように教えていくのも必要かと思います。
中学生になるとお金の使い方のバランスが難しくなり、自分の意思だけで使い切ってしまうこともあります。
親や家族が様子を確認しながら、アドバイスしていくのも必要です。
高校生になるとアルバイトをしてお金を稼ぐことができるので、補助としての意味合いを込めて渡す方も多いです。
大学生になってもお年玉をあげるという方も結構います。
反対に本人がお年玉はもういらない!と言ってくれる場合もあるようです。
一般的な家庭に多いお年玉の金額は「年齢÷2×1000円」とされています。
例えば16歳ならば
16÷2×1000円=8000円
8000円は半端な金額になるので、5000円か10000円というところですね。
子供や親戚にこの年代の子が数人いたとしたら、数万円程度の出費になってしまいます。これは結構厳しいものです。
また、あげる人数が少ないからといって、あまり高額のお年玉を渡してしまうと、相手や相手のご家族に気を遣わせたりします。
反対に少なすぎるとがっかりされることもあります。
なので、基準内の相場に合わすのが一番無難だと言えます。
親しさの密度によっても変わってくると思います。
いつもお世話になっている人のお子さんや、可愛がっている親戚の子供などは、もっとあげたいと思われる場合もあるでしょう。
その時は、お年玉とは別に図書券などを一緒に添えて渡すのがオススメです。
家庭の事情などもありますし、お年玉の相場は意外と難しいですね。
でも、一旦基準を決めてしまったら、毎年悩まなくてもよくなります。
あくまでも相場ですので、少しでもご参考になればと思います。
お年玉は大学生にも必要?
年齢別の項目で大学生も含まれていましたが、果たして大学生にお年玉は必要なのでしょうか?大学を卒業するまではあげるべきなのか。
親、または親戚に大学生がいる方はこんな疑問を持たれると思います。
20歳を超えるとお年玉を卒業する人や、反対にあげる側になる人もいます。
家庭にもよりますし、特に決まりはないのですが、一般的なお年玉卒業の時期は以下とされています。
・高校卒業
・20歳
・大学卒業
その中でも20歳が境界線とされています。
区切りを自分なりにつけるのも大事だと思います。
大学生自身が20歳でお年玉を卒業する理由としては、
・大学生でも二十歳を超えた成人だから
・幼い従姉や甥っ子や姪っ子がいる
・アルバイトで少しでも稼ぎがある
・大学2年のお正月を過ぎてすぐ成人式があるので、それを区切りにしたい
・大学生は大人なのでお年玉は必要ない
反対に20歳を超えた大学生がまだもらっている理由としては・・
・就職するまではもらうつもりでいる
・成人はしたけどまだ学生だからもらっている
・断る理由もないため
などなどの意見がネットで見られました。
私の知人の大学生は20歳になったらお年玉はもう卒業!
と言い切り、その替わりに、親戚の子にあげるようになっていました。
20歳はもう大人だという意識はもちろん、アルバイトで収入があったからそう言えたのでしょう。
大学生にお年玉は渡す必要がないかもしれません。
が、もし渡すとするならやはり、1万円が相場となるでしょう。
その場合は単なるお年玉ではなく、学費や生活費の援助という意味合いで渡すのがいいかも知れません。
まとめ
あげる側にしたら、お年玉の相場、いつまであげたらいいか、など、結構悩みのお年玉。
お年玉をもらって嬉しくない人はいないと思いますが、
お年玉の相場を参考にして、基準の金額は変えない。
大学生になったらもうお年玉はあげない。
・・など、自分なりに割り切って決めてしまうことも大切かも知れませんね。
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