健康診断や眼鏡などを作る際には、必ず視力検査を行いますよね。
視力検査は眼科に行って、穴の開いた方向を指さす方法で測定しますが、実は家でできる視力検査があるのです。
簡易的な視力検査にはなりますが、視力が低下している事を早めに知る事が出来るので、家でできる視力検査を知っておくと非常に便利です。
そこで今回は、家でできる視力検査というテーマで、方法や便利なアプリなどもご紹介していきたいと思います。
視力に不安があるという人は、ぜひ眼科に行く前に家でも測定してみてくださいね。
家で簡単にできる視力検査ってある?
ではまず、家でできる視力検査ってあるの?という事について解説していきます。
先ほども解説した通り、簡易的な視力検査ならば眼科に行かなくても家でできます。
視力検査というと、眼科でしか測定できないと思っている人は多いと思います。
しかし、先ほども冒頭で軽く触れたように、家でもできる視力検査があるのです。
紙を印刷して行うものから、スマホのアプリを使って視力検査出来るものまで、最近では様々なスタイルに合わせた視力検査が用意されています。
眼科ほどの正確さではないにしろ、視力の目安にするには問題ない視力検査なので、手軽に行う事が出来ます。
家での視力検査を定期的に行っていると、ちょっとした視力の異常を早めに把握する事ができます。
また、視力検査が苦手なお子様でも、親御さんと家で落ち着いた雰囲気の中で視力検査を行う事が出来るので、しっかりと測定する事が可能となるのです。
家でできる視力検査の方法
では次に、家でできる視力検査の方法についてご紹介していきましょう。
家でできる視力検査で必要な物は、インターネットで検索すると印刷用として色々な種類のものが用意されています。
家で視力検査を行う時は、そのようなものを利用すると簡単です。
用意する物
ではまず、家でできる視力検査を行う際に、用意しておくものです。
・輪ゴム2本
・視力検査用のメガネ
・ランドルト環
※アルファベットの「C」のようなマークを用いた視力表です。
視力検査用のメガネは、自作する事ができます。
目の部分が空いている状態と塞がっている状態のものを作り、両脇に輪ゴムを通せば完成です。
視力検査に使用するランドルト環は、視力検査用のサイトなどから印刷する事が出来ます。
「視力検査表」や「ランドルト環 印刷」などで検索して、PDFをダウンロードして使用しましょう。
家でできる視力検査の方法
では、家でできる視力検査の方法をご紹介していきます。
- 明るい部屋の壁に、目線の高さに合わせてランドルト環を貼り付けます。
- 3メートルほど離れた場所に椅子を置いて、座ります。
- 視力検査用のメガネを装着して、視力検査を開始します。
- 左右の眼の視力を質問表に沿って測定していきます。
このような手順で視力検査を行えば、簡単にその時の視力を測定する事が出来ます。
家でできる視力検査でおすすめのアプリ
では次に、家でできる視力検査でおすすめのアプリをご紹介していきたいと思います。
アイミルン
出典:apps.apple.com
1つ目は、アイミルンというアプリです。
ios対応のアプリで、完全無料で利用する事が出来ます。
イラスト付きの説明書があるので、お子さまでも分かりやすく作られています。
視力ログ
出典:apps.apple.com
2つ目は、視力ログというアプリです。
フリック入力でカンタンに視力検査ができます。
こちらは、iosとandroidどちらにも対応しているアプリです。
履歴機能が充実しているので、毎日の目の状態をしっかり管理しておきたい人におすすめです。
視力検査はどのくらいの頻度で受けるべき?
最後に、視力検査はどのくらいの頻度で受けるべきなのか?という点について解説していきたいと思います。
結論から言うと、視力検査は3か月に1回くらいのペースで受けるのが理想と言われています。
多くの人は、年に1回の健康診断の際に視力検査を受けると思いますが、見え方や視力の低下を早めに知るためには、ある程度コンスタントに視力検査を行った方が良いのです。
日常生活の中では、体調や気候によっても見え方は変わってくると思いますが、3か月に1回程度視力のチェックをしていれば、その見え方の違いで、進行しているかどうかが自分でも把握する事が出来ます。
また、万が一眼科を受診した際に、日頃から視力検査を行っていれば、気になっている事をスムーズに聞く事ができ、診察の際にも非常に役立ちます。
まとめ
さて今回は、家でできる視力検査というテーマで、詳しく解説してみました。
視力検査は、眼科に行かないと出来ないというイメージが強いかもしれませんが、簡易的な検査なら家でも出来るのです。
また最近では、スマホのアプリでも視力検査用のものが充実しているので、眼科に行く前に家で視力検査をしてみたいという人は、ぜひ活用してみてくださいね。
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