メルカリで普通郵便をやめたほうがいい理由
メルカリで普通郵便を選ぶと、安さの裏にこんなリスクがあります。
追跡ができない
普通郵便には追跡サービスがついていないため、発送後に「届いたのかどうか」を確認できません。
購入者から「まだ届かない」と言われても、出品者としては証明ができないのが大きな不安ポイントです。
特に長距離配送や繁忙期は遅延が起きやすく、トラブルの原因になりがち。
もし郵便局で紛失しても、証明できず泣き寝入りするしかないケースも多いんですよね。
補償がない
配達中に破損・紛失しても、一切の補償はありません。
普通郵便は低コストで提供されている代わりに、トラブル時の保証サービスがないのが特徴。
そのため、高額商品や一点物を送る場合には特に向きません。
購入者から返金を求められれば、出品者の自己負担となってしまいます。
安さを優先した結果、かえって損をするケースも。
失うリスクを考えると、少し高くても補償付きの配送方法を選んだ方が安全です。
住所・氏名が相手に知られる
普通郵便では差出人の住所と名前が封筒やラベルにしっかり記載されます。
匿名配送が主流になっている今、この点を気にする人はかなり多いです。
中には、住所をきっかけに迷惑行為やSNSでの嫌がらせに発展したケースも…。
安心感を求めるユーザーにとっては、個人情報が見えてしまうこと自体がリスクになります。
安心して取引をするなら、やっぱり匿名配送の方がいいですね。
配達に時間がかかることがある
普通郵便を利用した場合、3〜4日程度で届くことが多いですが、送り先や天候、交通状況によって変わります。
また、土日祝日の配達が休止になったため、さらに日数がかかる場合があります。
配送スピードを求める購入者には不向きで、評価が下がる原因にもなりかねません。
安全な代替方法
メルカリで普通郵便ではなく、安心・安全な発送方法を見て行きましょう。
らくらくメルカリ便
- セブイレ・ファミリーマートなどから発送可能
- 匿名・追跡・補償あり
- 補償ありで高額商品も安心
匿名配送・追跡あり・補償ありと三拍子そろっています。
セブンイレブンやファミリーマート、ヤマト営業所や宅配ロッカーからも発送できます。
小型サイズのネコポスなら210円で利用できます。
ゆうゆうメルカリ便
- 郵便局・ローソンなどから発送可能
- 匿名・追跡・補償あり
- ポスト投函対応のゆうパケットポストも利用可
郵便局やローソンから発送できます。
らくらくメルカリ便と同じく匿名配送&補償付きで安心。
ゆうパケットポストmini、ゆうパケットポストなら『ポスト投函もOK』なので、時間の融通もきいて超便利!
ゆうパケットポストは215円(+専用シール5円)で利用できます。
これ、イチオシです!
宅急便コンパクト
厚みのある商品や割れ物を送るときに便利。
専用BOX代(70円)が必要ですが、しっかり梱包でき、匿名配送・追跡・補償すべて揃っているので安心・安全です。
レターパックプラス・ライト
日本郵便のサービスで、追跡可能&全国一律料金。
補償はなく、匿名配送はできませんが、スピード重視ならレターパックも選択肢のひとつです。
普通郵便と他配送方法の比較
普通郵便と前述の、他の配送方法の比較をしてみましょう。
料金と安全性を比べると一目瞭然ですね。
確かに普通郵便は安いですが、匿名性や補償を考えるとメルカリ便の方が総合的に安心です。
配送方法 | 料金目安 | 追跡 | 補償 | 匿名配送 |
---|---|---|---|---|
普通郵便 | 110円〜 | なし | なし | 不可 |
ネコポス(メルカリ便) | 210円 | あり | あり | 可 |
宅急便コンパクト | 450円(+箱70円) | あり | あり | 可 |
ゆうパケットポストmini | 160円(+専用封筒20円) | あり | あり | 可 |
ゆうパケットポスト | 215円(+専用シール5円) | あり | あり | 可 |
ゆうパケット | 230円 | あり | あり | 可 |
レターパックライト | 430円 | あり | なし | 不可 |
レターパックプラス | 600円 | あり | なし | 不可 |
どうしても普通郵便を使う場合の注意点
どうしても普通郵便を使う場合、チェックしたい項目を下記に挙げてみました。
宛名・住所の誤記防止
- 番地・部屋番号の省略防止
- 漢字の間違いを確認
- 発送前に2回チェック
番地や部屋番号を省略しない、漢字の間違いがないか確認するなど、細かい部分までしっかり見直しましょう。
料金不足を防ぐ
- 重量・サイズを正確に測る
- 料金表を確認して切手を貼る
- 不足がないか窓口で確認
重量・サイズを正確に測って、必要な切手を貼ります。
不足があると返送され、余計な時間とコストがかかります。
梱包は丁寧に
- OPP袋で防水
- プチプチで破損防止
- 封筒は厚めのものを使用
水濡れや破損防止のため、OPP袋やプチプチを活用しましょう。
封筒1枚だけの簡易梱包はトラブルの元です。
丁寧な梱包は良い評価にもつながりますよ。
発送前後の写真を撮る
- 梱包状態の写真
- 宛名ラベル面の写真
- ポスト投函や窓口での写真
「確かに発送した」という証拠として、梱包状態や宛名面の写真を残しておくと安心です。
事前に説明する
- 普通郵便は追跡・補償なしと明記
- 購入者から了承を得る
- 同意を取ってから発送
購入者に「普通郵便は追跡・補償がありません」と明記し、了承を得てから発送しましょう。
注意:高額商品の場合
- 必ず追跡・補償付き配送を選ぶ
- 梱包写真を残しておく
- 発送前に取引メッセージで再確認
高額商品や一点物は、迷わず追跡・補償付き配送を選びましょう。
たとえ送料が高くても、安心料だと考えれば安いものです。
実際にあった普通郵便トラブル
普通郵便は安くて便利な反面、トラブルも起こっています。
- 発送から1週間経っても届かず、購入者から低評価を受けた
- 商品が紛失し、出品者が全額返金することになった
- 住所の書き間違いで戻ってきてしまい、再送料がかかった
- 匿名配送希望の購入者に断られ、取引がキャンセルになった
こうしたトラブルは、送料を数百円節約した代償としては大きすぎる損失ですよね。
もう少し詳しく見てみましょう。
届かない問題
これはダントツで多いトラブルです。
郵便事故や誤配で本当に届かない場合もあれば、悪意ある購入者が「届いていない」と言い張るケースもあります。
証明できないので、出品者側が返金対応をせざるを得ないことも…。
たった数百円の送料節約が、数千円〜数万円の損失につながることだってあるんです。
虚偽の未着申告
受け取っているのに「届かない」と言われるケースは、意外と少なくありません。
特に高額商品だとこのリスクが跳ね上がります。
追跡番号がない普通郵便では、こういった虚偽申告を防ぐのが難しいんですよね。
過去の評価や取引履歴を事前に確認するのは必須です。
住所悪用
送付先や差出人の住所が知られてしまうため、トラブル相手に悪用される可能性もゼロではありません。
「住所を知られただけでしょ?」と思うかもしれませんが、個人情報は意外と簡単にネット上で広がります。
一度漏れてしまえば、回収することはほぼ不可能なんですよね。
送料を安くしたいときのプチ工夫
送料を安くするのは利益増にもつながります。
- 梱包を工夫してネコポスやゆうパケットの規定内に収める
- 薄手の洋服や小物は圧縮袋を活用して厚みを減らす
- まとめ売りで取引数を減らし、送料の節約につなげる
- 発送前にサイズをしっかり測って最適な方法を選ぶ
プチ工夫を心掛けて、なるべく送料を安く抑えましょう!
まとめ
普通郵便は安くて手軽ですが、追跡・補償なし、住所バレなどのリスクがあります。
取引を安全に進めたいなら、らくらくメルカリ便やゆうゆうメルカリ便といった匿名・補償付き配送がおすすめです。
ポストに入るサイズなら、個人的には「ゆうゆうメルカリ便」が特におすすめ!
コンビニから発券してレジに並ばず、近所のポストに好きな時間にinするだけというのは、一度やったらその便利さに感激でした!
コンビニやポストの場所など、自分のライフスタイルに合った発送方法を選ぶのも大事。
送料を節約しても、トラブルで商品代金や信頼を失っては本末転倒ですよね。
「安さ」より「安心」を選んで、気持ちよくメルカリを楽しみましょう!