街中のいたる所で流れていて、テレビや映画、ラジオ、インターネットというコンテンツにおいてもなくてはならない存在なのが「音楽」です。
一昔前であればCDを購入して聴かなければいけませんでしたが、近年では音が鵜配信アプリなどから気軽にストリーミングダウンロードをして聴けるようになっています。
勉強やPC作業をする際にヘッドフォンやイヤホンで音楽を聴いている人も多いのではないでしょうか?
生活の中で何気なく聴いている音楽ですが、人間にとっては非常に多くの効果(メリット)をもたらしてくれる存在でもあるのです。
この記事では、そんな「音楽が人間にもたらす効果(メリット)」について解説していきたいと思います。
音楽が人にもたらす効果(メリット)
音楽の力は非常に大きく、人生の様々な場面で我々人間にパワーを与えてくれる存在だと言えます。
誰にでも「この歌に救われた」「この曲聞くと青春が蘇る」といった音楽が存在するかと思いますし、「このアーティストの歌がパワーの源」「音楽のない世界なんてありえない」といったように、音楽に対してポジティブな感情を持っているはずです。
しかし、「なんで音楽は人間にとって有益なの?」と問われると、「なんでだろう?」と首を傾げてしまうかもしれません。
ここからは、具体的に音楽が人間にもたらす効果(メリット)とその理由を挙げていきましょう。
リラックス効果
音楽にはリラックス効果があるというのは、多くの人が共通認識していることだと思います。
最近では、カフェやレストランで流れるBGMをYouTubeで気軽に(無料で)聴くことができるので、家で流しているという人も増えてきていることでしょう。
いったいなぜ音楽を聴くことでリラックス状態を作り出せるのかというと、「副交感神経を高めてくれる(優位にしてくれる)から」なのです。
自律神経を整えることが人間にとって重要だということは、何となく知っていたりどこかで聞いたことがあるという人は多いはずです。
「交感神経」と「副交感神経」という2つの種類がある自律得神経は、バランスを良くすることで心身ともに健康に保つことができます。
しかし、現代は「ストレス社会」と言われるほど、リラックスできる時間が少ないものです。
心や体を休ませる「副交感神経」を優位にする必要がありますが、その大きな解決策となるのが「音楽」なのです。
音楽を聴くと、副交感神経を高める(優位にする)ことができるので、簡単にリラックス状態を作ることができます。
鬱病や躁鬱病といった精神的疾患の治療において、「音楽療法」というものがあるほど、その効果は絶大なのです。
更に、音楽は多幸感をもたらす「エンドルフィン」の分泌を促してもくれるといった効果をもたらしてくれたりもします。
モチベーションUP効果
仕事やプライベートで、「モチベーションを上げて頑張りたい」「もっと楽しくなりたい」と思う時ってありますよね。
そんな時、まるで気持ちにスイッチを入れるように、「テンポの速い音楽」を流したりする人も多いのではないでしょうか?
実はこれにもしっかりと根拠があるのです。
それは、「音楽がドーパミンの分泌を促してくれるから」なのです。
ドーパミンという物質はかなりメジャーな言葉となってきましたが、神経伝達物資の一つで快楽や意欲という感情に深く関わりのある物質だということが分かっています。
音楽を流さずにモチベーションを上げるよりも、音楽を流してから行動するほうが高い確率でモチベーションを上げることができますので、頑張りたい時や盛り上がりたい時などは積極的にテンポの速い音楽を流してみると良いでしょう。
悲しみを癒す効果
前記したように、音楽を聴くことで副交感神経を高める(優位にする)効果が期待できるので、失恋や大きな失敗といった悲しみを癒してくれる場合もあります。
しかし、音楽の凄いところは、「歌詞がメロディーに乗ることで感情の深い部分に届く」ということ。
ただその歌詞を朗読するだけでは決して心の奥に届きませんが、メロディーに乗ることでスッと心の奥まで届くのです。
まるで悲しみに寄り添ってくれるかのようなそのメロディーと歌詞によって、少しずつ癒されていくのです。
まとめ
今回は、音楽が人間にもたらす効果(メリット)について解説してきました。
・リラックス効果
・モチベーションUP効果
・悲しみを癒す効果
音楽を聴くことで、これらの効果(メリット)を得ることができます。
「最近あまり音楽を聴かないな」という人は、ぜひ今日から音楽を生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
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