コロナ禍であまり外出出来ないときがあったり、在宅ワークが増えたりして、一人でいる時間が増えた方も多いのではないでしょうか。
そんなときはふと、寂しいと感じることも多くなるものだと思います。
一人暮らしであったりするとなおさらですよね。
そんなときも一人の時間を快適に過ごすために、気をつけてみるといいことを考えてみたいと思います。
一人が寂しくて不安なときにするべきことは？
一人でいると、人からの影響がない分自分の殻に閉じこもりがちで、そのことが原因で元気がなくなってきたりするんですよね。
黙ったままで、部屋の中のあまり動きのない景色をぼんやり見ていると、心にぽっかり穴があきやすくなるなぁと感じます。
それなので次のようなポイントを意識して、それを避ける状況を作ってみることが寂しさ防止対策のために大切になるんじゃないでしょうか。
『出来るだけ人といるときにしていることを模して、振る舞ってみる』
例えば、一人でいるからと言って体の力をぐたっと抜かず、姿勢を正したままにしておく。
あるいは自分の中の喜怒哀楽は消し去らず可能な限り表現してみるなどです。
もちろん一人でいるのだから、あたかも人がいるように振る舞おうとすることは必要ありません。
言うなればちょっと陽気な人の一人の時間みたいなものを目指してみるといいと思います。
人目を意識した外見を作るのではなく、自分を自分で好める様子に意識的に振る舞ってみる感じです。
一人で料理をしていて、たまたまうまく出来て嬉しかったときなどに、ちょっとにこっとしたりするのは普通ですよね。
それを一人だからと言って遠慮しない、むしろやるようにしておいたり、またそのようなときの笑顔を、一人でいる自分として好きな表情に作ってみたり、というように気をつけてみるのです。
このようなことを意識しておくと、心が内向きになりすぎてさみしくなってくることが少なくなります。
適度に自分の外側に向かって感情の発散がありますし、自分で自分を元気づけているような状態になるからなんですね。
それでも一人の寂しさを抑えられない時の対処法
一人でいるとき気の持ちようを工夫しても、どうしても寂しさを抑えられない場合もあるでしょう。
そんな時はやはり、多かれ少なかれ本当に人の輪の中にいるのと近い状態に自分を置くのが一番いい対処法になるのではないでしょうか。
インターネットが使えるなら、ネットの海の中に入っていくのはいいことだと思います。
SNSなどのコミュニティで実際に人とやりとりするもよし、ただ単にネットサーフィンするのもよしです。
ネット上の人とのやりとりはやはり現実に人と会話することと大分違いますが、それでも他人に気を使って、意思疎通しようとすることに変わりありません。
そういう頭の使い方をしていると、寂しさ防止にとても役に立ちます。
また人と特に触れ合わず、ネット上の情報に触れているだけの状態も、ただ受容的なだけの姿勢でいるにしろ他人の意見を見ている状況なので、自分一人で物を考えているよりは孤独ではありません。
人の考えたもの、作ったものをあれこれ見て、ふうんと思っていると、それだけで自分の外界の物事に接していることになります。
そのとき、面白いと共感したり、自分だったらこう思うのに、と色々な感想が思い浮かべば、人の意見を聞きながら、自分の考えを作るというような過程になっていて更によいと言えるでしょう。
ネットが使えない状況なら、何か物語を読んでみることや勉強をすることもよいと思います。
物語はその中で登場人物が動いてストーリーを為すわけですから、やはり疑似的に人に触れる心境になります。
また勉強をすることも、本なり何なりに書いてあることを受けて自分の考えたことを頭から作り出すので、より無機質ではありますが自分以外のものとの対話調の行為に似た部分があります。
一人が寂しいと思うことは悪いことじゃない
ここまで、一人でいて寂しくならないための方法をあれこれと考えてきましたが、最後にそもそも一人でいること自体はそんなに寂しいことなのか？ということに注目してみたいと思います。
一人でいることは、本当は別に全く悪いことではないですよね。
無理して人といるより全然楽だし、自分の気持ちを整理し、自己鍛錬する時間になるので、積極的にやりたいことでもあります。
でも人は社会性のある生き物なので、たとえ人なんか全く好きじゃないというタイプであっても、長い間一人でいればどことなく心は寂しさを感じているものである、と心得ておくべきなのでしょう。
一人でいることが寂しい、というわけではなく、一人でいると通常寂しさは誘発されているものである、ということです。
それを放っておくと心にあまりよくはないので、寂しくならないように気をつけておくのはよいことと言えるのかもしれません。
まとめ
一人時間は寂しい、どうしたらいいかわからない、そんな時色々対処法を考えても面倒くさくなることもあるかもしれません。
各々、一人の人間としての性質なので、一人でいる時間はそのことに気をつけて、自分を気遣っておくようにするとよいのではないでしょうか。
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