ドリップコーヒーを作って、飲んだあとに残る「コーヒーかす」
コーヒーかすの再利用で消臭剤として利用できることはご存知の方も多いでしょう。
では、実際、コーヒーかすをどのように乾燥させて使うのか、どんな風に作るのか。
よく分からないという方もいらっしゃるかも知れません。
ココではその方法を簡単にご紹介しています。
コーヒーかす再利用 消臭剤の作り方
ドリップコーヒーを作って飲んだあとに残るコーヒーかす。
そのまま捨ててしまうのはもったいないですね。
コーヒーかすは捨てることなく価値あるものとして簡単に再利用できます。
生活の知恵のひとつですね。
よく知られている再利用としては、トイレやお部屋などの消臭剤。
コーヒーかすを使った消臭剤の作り方は簡単です。
「コーヒーかすを乾燥させて包むだけ」
面倒くさがり屋さんの場合は残った乾燥したコーヒーかすをそのままフィルターごと、陶器やガラスの器などに入れてトイレに置いてもOK。
本当はコーヒーかすを広げて置くほうが良いのですが、これだけでも充分です。
コーヒーかすは市販の消臭剤のように高性能ではない、「ナチュラルな効き目」があります。
でも、もう少しお洒落に見せたいという場合はこんな方法がおすすめです。
<暮らしニスタより>
こ~んなお洒落な消臭剤ができちゃうんですね。
用意するものは、お茶のパック+デコパージュ+ペーパーナプキン。
100均などで簡単に揃えられます。
トイレだけでなく、玄関・リビングなどにも使えて、ちょっとお洒落なインテリアになります。
コーヒーかすの再利用 除湿剤や脱臭剤としても
トイレやリビングの消臭剤の他に、こんな風に使う方法もあります。
靴箱に入れて靴の消臭&除湿に
湿気や臭いを吸着しやすくなっているコーヒーかすは除湿剤としても使えます。
靴箱は臭いや湿気が溜まりやすい場所なので、靴の消臭や除湿剤として使えます。
小さな容器に乾燥させたコーヒーかすを入れて、容器の口をガーゼなどでカバーして、置くだけ。
適当な大きさの布袋に入れてもOK。
1平方メートルに2~3個くらいの目安で置くと効果があります。
月に1度は交換するようにしましょう。
冷蔵庫の脱臭剤として
余ったコップなどの器に入れて乾燥させたコーヒー冷蔵庫に置いてみて下さい。
かなりの脱臭効果があります。
ただ、湿気が多いのでカビができてしまうことがあるのでご注意。
1週間ほどで入れ替えるようにしましょう。
灰皿に入れてタバコ臭を消す
タバコのにおいは結構気になるもの。
喫煙される方なら、乾燥させたコーヒーかすを灰皿に入れて使うと消臭効果があります。
レンジ内の消臭に
口を開けた耐熱ガラスのビンに入れて、電子レンジの中に入れると消臭効果があります。
※レンジを使用する時は出して下さいね。
針山やお手玉の中身に
ちょっと意外な利用法ですが、お裁縫が好きな方なら、乾燥させたコーヒーかすを針山やお手玉の中身にしてみてはどうでしょう。
<暮らしニスタより>
コーヒーかすを再利用する際の乾燥方法について
コーヒーかすを再利用する際にはカビが生えないように「充分に乾燥させる」ことが必要です。
中途半端に湿気が残っているとコーヒーかす自体にカビができてしまうからです。
乾燥させるには、まず自然乾燥という方法があります。
これは日の当たる場所に置くことで乾燥させるという、簡単な方法です。
風がなく、からっと晴れた日がコーヒーかすの消臭剤づくりには最適です。
トレーなどにペーパーふきんを置き、その上にコーヒーかすを広げて乾かします。
フィルターごと乾かすと時間がかかり、カビたりすることもあるのでフィルターから外しましょう。
また、少しでも風のある日は避けるようにしましょう。
天日干し以外の方法では、電子レンジを使ったり、フライパンで煎ることで乾燥させる方法もあります。
電子レンジは加熱する事によってコーヒーかすが乾いた状態になります。
また、電子レンジの脱臭にもなって一石二鳥です。
コーヒーかすには優れた脱臭効果があります。
でも、完全に乾かさないとカビの発生の原因になるのでご注意を。
消臭除湿剤としての役割を終えたコーヒーかすは、庭の花壇などに混ぜ込んで肥料としても使えます。
さいごに
捨ててしまえば終わり、と思っていたコーヒーかすも、簡単にできる再利用がたくさんあります。
コーヒーの香りに癒されたあとはコーヒーかすを活用して、快適な生活を楽しみましょう。
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