火事見舞い 親戚へ渡す場合の相場とタイミングは?気をつけるべきマナーとは? - わくわく情報.com
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火事見舞い 親戚へ渡す場合の相場とタイミングは?気をつけるべきマナーとは?

暮らしのマナー
この記事は約5分で読めます。

 

火事は、思いもよらないタイミングで発生するもので、いつ自分の身に降りかかるか分からない災難でもあります。

 

今回は、親戚の家が突然火事になった場合に、火事見舞いを渡す際の相場やタイミングについて解説していきたいと思います。

 

また、火事見舞いを渡す時に気をつけるマナーについても説明していきたいと思いますので、いざという時のために覚えておきましょう。

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火事見舞いの相場は?

 

それでは早速、火事見舞いの相場について解説していきたいと思います。

 

まず、親戚の中でも特に親しい親族に火事見舞いを送る際は、相場として30,000円~100,000円程度と言われています。

 

そして、親戚に関しては10,000円~30,000円程度が火事見舞いの相場として一般的です。

 

ただし、火事見舞いを渡す側の年齢によって、多少異なるケースがあります。

 

例えば、

渡す側が20代の場合は5,000円~10,000円程度が相場で、

30代の場合は10,000円~20,000円、

40代以降の場合は20,000円~30,000円程度

…と年齢によって相場が変わってくる事もありますので、親戚同士で相談しながら決めても良いでしょう。

 

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火事見舞いを親戚に渡すタイミング

 

では次に、火事見舞いを親戚に渡すタイミングについて解説していきたいと思います。

 

一番良いタイミングとしては、災害後少し落ち着いた頃がおすすめです。

 

災害後すぐは、住む場所や片付けなどバタバタしている事が多く、そのような時に金銭の受け渡しは好ましくありません。

 

具体的な時期としては、火事が発生してから2~3週間後くらいと考えておきましょう。

 

遠方にいる親戚に火事見舞いを渡す方法

 

では次に、遠方にいる親戚に火事見舞いを渡す方法について解説していきたいと思います。

 

親戚が近くに住んでいる場合は、直接火事見舞いを渡す事が出来ますが、遠方に住んでいるとなかなか難しいですよね。

 

そのような場合は、手紙で火事見舞いを送りましょう。

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火事見舞いを親戚に送る際の気をつけるマナーは?

 

では次に、火事見舞いを親戚に送る際に気をつけるマナーについて解説していきたいと思います。

 

表書きや裏書・のしの書き方

 

まず1つ目は、表書きやのしの書き方です。

 

表書きは、火事の火元になったのか、それとも被害を受けた側なのかによって変わってきます。

 

  • 火元になった場合:「火災御見舞い」「出火御見舞い」
  • 被害を受けた側の場合:「類焼御見舞い」「近火御見舞い」

 

事前に、火事の状況を聞いている場合は、上記のような表書きで区別しましょう。

 

書き方は、表書きの上半分に上記のどれかを書き、下半分に小さく自分の名前を書きます。

 

裏書は、左側に住所・名前・金額を書きます。

 

封筒によっては、金額だけを記載するケースもあります。

 

『のし』に関してですが、「伸ばす」という意味があるため、火事見舞いの時は「のし」は不要です。

また「祝う」という意味があるため、「水引」も不要です。

 

手紙の書き方

2つ目は、手紙の書き方です。

 

手紙に書く内容としては、おおまかに下記のような内容を参考にしてください。

 

  • 火事の知らせを聞いて驚いている事
  • 回復を祈る言葉
  • 親戚を思いやる言葉
  • 結びの言葉

 

手紙の例文としては、下記のようなものがおすすめです。

 

「例文」

 

啓急 この度の出来事を聞き取り急ぎお見舞い申し上げます。

みなさま、ご無事でいらっしゃいますでしょうか。

私共で、お力になれる事があればご遠慮なくお申しつけください。

一日も早く、平穏な生活を取り戻されるようお祈りいたしております。

取り急ぎ、お見舞いまで。 草々

 

令和〇年〇月〇日

 

 

封筒の選び方

そして3つ目は、封筒の選び方です。

 

火事見舞いの時に使用する封筒は、「火」を連想させる赤が入っているものは縁起が良くないとされ避けなければなりません。

 

そのため、火事見舞いの際には白の封筒を使用するようにしましょう。

 

中袋に関しては、あってもなくても大丈夫です。

 

火事見舞いを渡す時は菓子折りもあるとベスト

 

さてここまでで、火事見舞いの相場やタイミングについて解説してきましたが、火事見舞いを直接持って行く場合は菓子折りも持参するとさらに良いでしょう。

この場合も品物にのしはかけなくてよいとされています。

 

地域によっては、現金だけを渡す行為があまり好ましくないと受け取られてしまう事もあるため、菓子折りのついでという事で受け取ってもらうケースもあります。

 

しかし、地域の風習によって火事見舞いや菓子折りに対する考え方が異なるので、親戚同士で相談しながら決められる場合は相談して決める事をおすすめします。

 

まとめ

 

さて今回は、火事見舞いを親戚に渡す際の相場やタイミングというテーマで、詳しく解説してみました。

 

火事は、いつ発生するか予測できないため、いざという時に慌てずスムーズに火事見舞いを渡せるように準備しておく必要があります。

 

地域の風習によって多少異なりますが、一般的な火事見舞いの相場や渡し方などはほとんど同じなので、覚えておくと慌てずに済みます。

 

今回は、手紙の書き方として例文もご紹介しましたので、遠方の親戚へ火事見舞いを送る際はぜひ参考にしてみてくださいね。

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