赤ちゃんの誕生をお祝いするお宮参りと、子供の成長をお祝いする七五三。
そんなお宮参りと七五三の時期が偶然重なってしまった場合、果たして同時にお参りしてもいいのか分からない親御さんは多いと思います。
そこで今回は、お宮参りと七五三は同時にしてもいいの?というテーマで、初穂料なども併せて解説していきたいと思います。
初めてお子さん達がお宮参りと七五三を迎える親御さんは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
お宮参りと七五三は同時にしてもいいの?
それではまず、お宮参りと七五三は同時にしてもいいの?という部分から解説していきましょう。
結論から言うと、お宮参りと七五三は同時にしても問題ありません。
例えば、七五三の季節である秋の神社では、産まれたばかりの赤ちゃんと、七五三の着物を着た兄弟が一緒に参拝している家族連れをよく見かけると思います。
もともと、お宮参りも七五三も子供の健やかな成長をお祝いする行事なので、同時にしても特に問題はないのです。
ただし、神社やその土地の風習、またはその家の伝統によってしきたりが異なるので、その点は注意が必要です。
もし、その辺の細かい部分が分からないようでしたら、ご両親と相談しながら決めるといいでしょう。
お宮参りと七五三を同時にする時の初穂料は?のしの書き方は?
では次に、お宮参りと七五三を同時にする時の初穂料について解説していきましょう。
初穂料の相場
まずは、初穂料の相場について見ていきましょう。
最近では、あらかじめ初穂料を決めている神社が増えたため、包む金額で迷うケースも少なくなってきています。
一般的な初穂料の相場は、大体5,000円~10,000円とされています。
例えば、大阪の住吉大社の場合ですと、お宮参り:10,000円、七五三:10,000円(※2022年8月現在)の初穂料です。
上記の場合では、同時にお参りした時の初穂料は、20,000円ということになりますね。
ただし、神社によっては初穂料の金額を公開していない所もあるので、知りたい人は参拝の予約の際に確認しておくと良いでしょう。
のしの書き方
では次に、のしの書き方について見ていきましょう。
お宮参りと七五三のお参りを同時にした時の料金は、初穂料としてその神社に納めます。
神社の中には、受付の段階でそのまま現金で納める場合もあり、その場合はのし袋は用意しなくて大丈夫です。
初穂料をのし袋に入れる際は、お宮参りや七五三に関係なく「初穂料」または「御初穂料」と書くようにしてください。
そして名前の所には、「お子さんのフルネーム」を書くようにしてください。
また、今回の様にお宮参りと七五三が同時の場合は、1つののし袋で纏めて納める形でも大丈夫です。
その場合の名前の書き方は、上のお子さんのフルネームを右側に書き、下のお子さんの名前だけを左側に書くというように、2人並べて書くようにすると良いでしょう。
また、1人ずつ別ののし袋に分けて納めたい場合は、それぞれのお子さんのフルネームを書けばOKです。
そして、のし袋に入れるお札の向きにも注意が必要です。
お札を入れる際は、お札の表側とのし袋の表側を合わせて入れるようにしましょう。
その時に、入れるお札は新札を用意し、お札の人物画がのし袋の上側に来るようにして入れましょう。
ちなみに、内袋を使いたい場合は、表側の真ん中に「金 壱萬円」、裏側の左下に、「郵便番号・住所・お子さんのフルネーム」のようにしましょう。
お宮参りと七五三の同時での写真撮影は出来る?
では次に、お宮参りと七五三の同時での写真撮影は出来る?の部分について解説していきましょう。
基本的には、どこのフォトスタジオでもお宮参りと七五三の同時での写真撮影には対応しているようです。
その中でも、スタジオマリオを利用している人が多い印象ですね。
また、実際の撮影の予算も気になる所だと思います。
ネットで調べてみると、大体6万円程度の予算でお宮参りと七五三の同時撮影をしているご家族が多いようです。
ちなみに、スタジオマリオにはお宮参りと七五三それぞれの専用撮影セットメニューが用意されています。
その場合、それぞれ1つの撮影につき、約6万~12万程度の費用が掛かりますので、その時の予算や目的に合わせて選ぶと良いでしょう。
また、予約はWEBと電話で受け付けておりますので、気になる人はチェックしてみてはいかがでしょうか。
お宮参りと七五三を同時にするとメリットが大きい
それでは最後に、お宮参りと七五三を同時にするとメリットが大きい点について解説していきましょう。
お宮参りと七五三を同時にする最大のメリットとしては、お宮参りと七五三を同時にすると、行事が一度で済むため家族の負担を軽くできる事だと言えます。
ご存知のように、お宮参りも七五三も事前の準備が結構大変ですし、当日に関しては慌ただしくなるのは目に見えています。
それを、一度に済ませられれば効率良くお祝いできる事から、同時にするメリットは大きいと言えるでしょう。
まとめ
さて今回は、お宮参りと七五三は同時にしてもいいの?というテーマで、初穂料なども併せて解説してみました。
もし、お子さんのお宮参りと七五三の時期が重なった場合、無理せず同時にするのも1つの方法です。
また、初穂料の扱い方や同時にするメリットなどをあらかじめ知っておくと、お参りのプランを立てやすくなるでしょう。
これからお子さんのお宮参りと七五三を控えている親御さんは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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