外出前にバタバタしていて、つい半日冷蔵庫を開けたままにしてしまった…。
こんなアクシデントが起きた時、真っ先に気になるのは冷蔵庫の中の食材が食べられるか?という点ですよね?
そこで今回は、冷蔵庫を半日間開けっ放しにしていた場合、食材は食べられるのか?
また、電気代はどのくらいかかるのか?などを解説していきます。
冷蔵庫を開けっ放しにした時、食材は捨てた方が良い?
それでは早速、冷凍庫を開けっ放しにした時、食材は食べられるのか?それとも捨てた方が良いのか?
食材別に解説していきます。
卵
卵は元々常温で保存しても問題ない食材です。
冷蔵庫を開けっ放しにしていたとしても、しっかり加熱すれば食べてもOKです。
ただし、殻が割れていた時や卵を割ってみて異臭がするようなら捨てるようにしましょう。
また、茹で卵も半熟タイプで食べるのはおすすめしません。
肉や魚
食材の中で最も注意すべきなのは肉や魚といった生鮮食品です。
半日冷凍庫を開けっ放しにしていたなら、恐らくかなり保管温度が高くなっている状態。
無理やり食べると食中毒を起こす恐れがあるので、もったいないですが捨てるようにしましょう。
また、冷蔵庫内の生鮮食品を保管していた場所が肉の血などで汚れた場合は、アルコールなどで丁寧に拭くようにしてくださいね。
乳製品
開封済みの牛乳は、半日間冷蔵庫を開けっ放しにしていると傷んでいる可能性が高いです。
ニオイを嗅いで、少しでもいつもと違うと思ったら捨てるようにしましょう。
チーズやヨーグルトも開封済みになっているなら、傷んでいる可能性が高いので捨てるのがベスト。
未開封ならまだ大丈夫な場合もありますが、保管状況によっては傷んでいるので、食べる際はニオイをしっかりチェックするようにしてください。
バターは意外と傷みにくいので、溶けていない場合はそのまま使ってOKです。
納豆や豆腐
常温保存ができる豆腐は食べられますが、基本冷蔵保存をする豆腐は捨てた方が良いです。
納豆は半日冷蔵庫を開けっ放しにしてしまうと、より発酵しておいしさが半減している可能性も。
こちらもなるべくなら食べない方が良いでしょう。
野菜
生鮮食品と比べて、野菜は常温で保管できるものが多いです。
ですが、葉野菜などは温度変化で溶けてしまったり、傷んでしまうことも。
様子を見て傷んでいる部分があればその部分だけを捨てる、洗って綺麗にするなど、対処するようにしてくださいね。
調味料
冷蔵庫に入っていることが多いケチャップやマヨネーズ、ソースなどは半日冷蔵庫を開けっ放しにしていた場合でも基本的に使ってOKです。
冷蔵庫を半日開けっ放しにしていた場合の電気代は?
冷蔵庫を開けっ放しにすると、電気代は高くなるイメージがありますよね?
ですが、実はそれほど電気代は高くならないのです。
冷蔵庫の電力使用量は、大体1時間で150~600Wです。
最大の600W使っていたと仮定して、平均的な電気代27円/kwhと考えると、1時間あたりで発生する電気代は、わずか16円ほどとなります。
(600W×27円÷1,000)
この計算だと、5時間で約80円、10時間で160円となり、仮に半日冷蔵庫を開けっ放しにしていたとしても、電気代が極端に高くなるということはありません。
冷蔵庫を開けっ放しにすることは極力避けたいことですが、電気代がそれほど高くならないのは嬉しいポイントですね。
まとめ
冷蔵庫を半日開けっ放しにしてしまった場合、特に肉や魚などの生鮮食品は食中毒を引き起こす可能性があるので必ず処分しましょう。
中には半日開けっ放しにしても食べられる食材もありますが、調理前や食べる前にニオイを嗅ぐなどして、少しでも違和感を覚えるなら食べないようにしてくださいね。
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