時代にマッチした特性を持つ「和ぬか」大ブレイク間違いなし!?
TikTokやYouTubeでよく音楽を見たり聴いたりする人であれば、ここ最近「和ぬか」という名前を見かけるかと思います。
「ずっと真夜中でいいのに。」や「yama」と同じように顔出しをせずに人気となっている「和ぬか」は、まだまだ楽曲以外の素性が謎だらけだったりします。
「寄り酔い」「ヨワネハキ」など確実にヒット曲を世に送り出している和ぬかさんは、世の中が思っている以上に「時代にマッチした才能を持っている」と言えるかもしれません。
この記事では、そんな「時代にマッチした特性を持つ和ぬかの魅力」について解説していきたいと思います。
和ぬかとは?
「和ぬか」とは、この1年でミュージックシーンに突如現れた新たな才能を持つ20歳の大学生であるシンガーソングライターです。
自身初のオリジナル曲となる「寄り酔い」はもちろん、その後公開された「夕顔」や「幽霊船」「イージーゲームfeat.natsumi」などは、TikTokで数十秒程度の短尺で作られていましたが、その後フルバージョンとして公開しています。
YouTubeのチャンネル登録者数は「32.9万人(2021年12月2日現在)」と着実に人気が上昇しており、その人気は今後爆発する可能性を秘めているとも言えるでしょう。
冒頭でも解説した通り、和ぬかさんはその素性が謎だらけであり、その性別さえも分かっていません。
ハスキーさのある歌声から、「おそらく男性なのでは」という意見が多いですが、服装なども中性的な雰囲気なので、「もしかしたら低めでハスキー声の女性?」という可能性もあるのです。
すでに「寄り酔い」のMVは1.828万回も再生されており、「イージーゲーム」も155万回、「ブラウニー」は85万回、「幽霊船」が58万回、「ニゲラ」が212万回とかなり注目曲も多くなってきています。
また、「MAISONdes」というプロジェクトでは、asumiとのコラボ曲「ヨワネハキ」が大人気に。
YouTubeで2.600万回を超える再生回数となっており、大人気YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」でも披露されています。(そちらの動画も825万回となっており、和ぬかの名前を世に知らしめるきっかけの動画となっています)
和ぬかの魅力
和ぬかさんの魅力としてまず挙げられるのがそのキャッチャーなメロディでしょう。
祭囃子のシャッフルビートに乗せたメロディーは、どこか懐かしさを感じさせ、覆わず口ずさみたくなるものばかりです。
例えばすでに日本のミュージックシーンのTOPとも言えるYOASOBIも、コンポーザーのayaseが昭和のJーPOPが好きで「どこか懐かしくも感じるメロディ」を意識しています。
若い世代からの人気を得ることは、ブレイクするために必須ですが、YOASOBIのように「大ブレイク」となるとやはりその上の世代を含めた「万人に受ける音楽」である必要があります。
そういった意味でも、和ぬかさんのどこか懐かしさを感じるメロディーはその条件をクリアしていると言えるでしょう。
基本的にはアコースティックギターテイストで、名前の通り「和」の雰囲気が強調されています。
和ぬかが紡ぐ「寄り酔い」の歌詞
そしてもう一つの魅力は、和ぬかさんが紡ぐ「歌詞」です。
例えば「寄り酔い」では、「家まで送ってもらいたいの」「今夜満たされたいの」「濡らしてほしいの」「酔いで寄りたいの」「ごまかしてキスしたいの」「暗くてぬるい部屋で」というようにどこかエロティックでありながら共感性の高い描写を連発させます。
★寄り酔い 歌詞 by UtaTen
また、「ヨワネハキ」では、「弱い音を吐いている 薄っぺらい人間です」「一歩前に出るのはやめときます 絡まれたくはないからさ」「ため息ばっかでさ 吸う息足りないの」というように、高い共感性がありながらも独特な表現がされています。
その作詞作曲能力は非常に高く、近年の若手アーティストたちとは違う個性であるため、今後も埋もれることなく魅力的な楽曲を発表し続けるはずです。
編曲に「100回嘔吐」を起用することで現代テイストと融合
和ぬかさんの曲の編曲には「ずっと真夜中でいいのに。」の編曲を担当している「100回嘔吐」が担当しています。
ボカロPとして活躍している100回嘔吐の編曲によって、「和のテイストがありながらもどこか現代チック」という不思議な魅力となっているのです。
まとめ
今回は、「時代にマッチした特性を持つ和ぬかの魅力」について解説してきました。
どこか懐かしさがありながらも現代の若者にも受けるメロディーと、情緒豊かな共感性の高い歌詞は、ブレイクの要素がぎっしり詰まっていると言えるでしょう。
すでに若年層を中心に人気となっていますが、今後自身の曲や他のアーティストとのコラボ曲などで大ブレークする可能性も十分にあるはずです。
まだ和ぬかさんの楽曲を聴いたことがないという人は、ぜひこの機会に聴いてみてはいかがでしょうか?
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