今は動画だけではなく音楽も定額制のサブスクサービスで楽しむ人が多いですよね。
しかしジャニーズだけは一部のグループをのぞいて、まだサブスクが全面解禁されていません。
売れているタレントの大所帯にもかかわらず、サブスクで聴けるアーティストはわずか5組だけです。
ジャニーズのサブスクについてはファンの間でも、早く解禁してほしいという声が多く上がっていました。
今回はジャニーズがサブスクを前面解禁しない理由について解説します。
ジャニーズのサブスクが全面解禁されない理由は?
音楽も月々の定額料金で好きなだけ楽しめるこの時代。
それなのにジャニーズだけはなぜ、サブスクサービスに参入しないのか?ファンとしては疑問ですよね。
ジャニーズがサブスク業界に足を踏み入れない理由について3つ紹介していきます。
昔ながらの伝統を大事にしたい事務所の考え
ジャニーズ事務所は他の芸能事務所と違い、昔ながらの伝統をとても重視する傾向にあります。
ジャニーさんプロデュース「少年たち」の舞台では、先輩から後輩へと伝統が代々引き継がれています。
そのためデジタル化が進む時代の流れより「伝統を大事にする」守りの姿勢が強いのかもしれません。
たとえばコンサートチケットの申し込み方法もほんの数年前までは、郵便局に備えつけの振込用紙に自分で手書きしなければいけませんでした。
最近ではファンクラブ関連もインターネットから利用できるようになりましたが、ファンにしてみれば「やっとか…」という思いが強いでしょう。
CDの売れ行きに大きな影響を与えてしまう
やはりサブスクを解禁するとCDの売れ行きに大きな影響を与えてしまうのは大きな要因でしょう。
ジャニーズのCDは初回限定版が数種類ありプロモーションビデオやイベントへの参加チケットが同封されていることが多いです。
つまりCDにプラスアルファのおまけをつけることで、売り上げを大きく伸ばしているのですね。
サブスクを解禁してしまうとその手法を取るのも、難しくなってしまう可能性があります。
けれど手元に形としてずっと残しておけるCDは、ファンにとって宝物のような存在。
もしサブスクサービスを全面的に解禁しても、応援するグループのCDを買うファンは間違いなく多いはずです。
CD連続1位会得記録(ギネス)がストップする
ジャニーズ事務所の中にはCDシングル連続1位を取得して、ギネス記録を持っているアーティストが多数います。
デビューシングル「硝子の少年」を発売して以降、40作が途絶えることなく1位を会得しています。
他のグループもデビュー曲が首位をとることで話題ものぼりますし、何よりハクがつくのでしょう。
売上だけではなく話題性に関してもCDの販売数を伸ばしたい考えがあるはずです。
ジャニーズでサブスクが解禁されているグループ
サブスク業界の参入に消極的なジャニーズですが、全く解禁されていないわけではありません。
一部のグループやアーティストは定額の月額料金を支払えば、音楽アプリでお気に入りの曲を楽しめます。
2021年12月時点で確認できるのはこちらの5組。
★サブスクで聴けるグループ・アーティスト★
・嵐
・堂本光一
・堂本剛
・Twenty★Twenty
・Kis-My-Ft2
ジャニーズはデビュー組の他にこれから活躍が期待できるJr.のユニットも数多く在籍しています。
Jr.だけのオリジナル曲はファンの間では高い人気があるほど!
デビューは無理でも「せめて音源化してほしい」という声は昔から多くあったことを考えると、サブスクで聴けないのはやはり悲しいですよね。
ジャニーズのサブスクは今後解禁される?
守りの堅いジャニーズですが今後、他のグループもサブスクが解禁されて聞けるようになるのでしょうか?
大好きな推しの声を思う存分聞けるようになれば、ファンとしては嬉しい限りですよね!
時代の流れと共に解禁される可能性が高い
今後もっとデジタル化が進んで、CDが今より需要が減っていく世の中になると、サブスクも解禁される可能性は高いです。
というのも、ジャニーズはここ近年で今までかたくなに禁止していた、タレントのSNSも解禁しています。
これはファンの間でも衝撃が走るほど大きな出来事でした。
他にもYouTubeで動画を上げているグループが多く、再生回数を見れば好評なのが一目で分かりますね。
古い体制のイメージが強いジャニーズも、少しずつ新しい時代の風を取り入れようとしています。
大好きなグループの音楽が定期料金で思う存分楽しめる日が来るのは、そう遠くないかもしれません。
ジャニーズのサブスクが解禁されない理由まとめ
2021年12月現時点、サブスクサービスで曲を聴けるのは、嵐をはじめとした5組のみになります。
残念ながら他のグループやアーティストはまだ解禁されていませんでした。
ジャニーズがサブスクを解禁しない大きな理由は、やはりCDの売上げが落ち込むためではないでしょうか?
確かにサブスクで曲が聴ければCDを買う機会は減るかもしれません。
この売り上げ問題をジャニーズ事務所がどう対処するかによって、サブスクサービス解禁の鍵となりそうです。
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