職場に香水のニオイがきつい男性がいると、気分が悪くなったり、頭痛につながったりして、苦痛になることってありますよね。
香水はほんのり香る程度なら素敵かもしれませんが、あまりにもニオイがきついと周囲の気分を害してしまいます。
とはいえ、ニオイというのはとてもデリケートな問題なので、本人に指摘をするのはとても難しいことです。
特に職場の人とは関係を悪くしたくないですよね。
今回は、職場の男性の香水がきつい時の対処法と、関係を悪化させずに本人に伝える方法をご紹介します。
自分自身の職場環境を整えて、気持ちのいい毎日を送れるようになりますよ!
職場の男性の香水がきつい!直接言えない時はマスクでニオイを遮断!
香水のニオイがきつい男性に、「香水をつける量を減らしてほしい」と伝えなければ根本的な解決にはなりません。
でも、どうしても伝えるのが難しいという場合もありますよね。
そういった場合は、マスクをつけて外部のニオイを遮断しましょう。
マスクだけで完全に遮断することはできませんが、鼻に届くニオイはかなり軽減されます。
さらに、マスクスプレーを使うのもおすすめです。
マスクの外側や内側に吹き付けて使うのですが、ミントやレモンなどさまざまな香りの商品があります。
自分の好きな香りのものを使えば、気分もリフレッシュできそうです。
最近はコロナ対策でマスクをするのが当たり前になっていますが、コロナの流行が終われば、毎日マスクをするのは不思議に思われるかもしれません。
マスクをしている理由を聞かれたときに、「ニオイがきついと頭痛になるんです…。」と控えめに伝えてみてはどうでしょうか。
「花粉症なんです。」と誤魔化すことも一つの手段ですが、ニオイという言葉を出すことで、香水のニオイがきつい男性に気づいてもらうきっかけになります。
男性の香水がきつい!本人へ上手に伝える方法とは?
職場の男性の香水がきついと感じる時、マスクをして一時的にニオイを遮断できたとしても、職場内でずっとマスクを外せないことになりますよね。
やはり根本的に解決するには、職場の男性に対して香水のニオイがきついと伝えることが重要です。
しかし伝え方を誤ると、関係が悪くなってしまう可能性もあるので、注意が必要です。
本人に伝える方法として、
「自分が直接伝える」
「上司に伝える」
「人事に伝える」
という3つの方法があります。
「できるだけ穏便に…」というかたなら自分からではなく、上司や人事から伝えてもらった方がいいです。
また、伝えるときは「切実なニュアンス」を意識しましょう。
「ニオイが強すぎて気分が悪くなる」
「ニオイが頭痛を引き起こしてしまう」
「体調に影響して業務がはかどらない」など。
香料アレルギーという言葉を使うのもいいですね。
「ニオイが不快だ」といった感情的な訴え方ではなく、「体調に影響する」といった事実を伝えれば、本当に困っているということが伝わるでしょう。
スメルハラスメントって知ってる?職場環境を整えよう
上司や人事に伝えてもらうという方法をお伝えしましたが、別の人がまた香水をつけてくる可能性もあります。
香水を使い始めた初心者が、加減がわからずにつけすぎるのはよくあることです。
再び悩まされることのないよう、この機会に、職場全体に周知してみてはどうでしょうか。
ニオイで周囲に不快感を与え、職場環境を悪化させることをといいます。
近年では、ニオイを個人の問題ではなく、職場環境の一つの要素として捉える傾向があると言えるでしょう。
朝の打合せ等で上司に「職場環境の改善のため、香水などは控えましょう」と周知してもらえば、職場の全員が気を付けるようになります。
「クライアントからクレームがあったので、ニオイには気を付けましょう」といった言葉もいいですね。
また、社内研修としてハラスメント講座を企画し、スメルハラスメントに触れるという方法もあります。
社内報や張り紙などの紙面で触れるのもおすすめです。
この方法であれば、個人を責めることなく、間接的に注意を促すことができます。
まとめ
今回の内容をおさらいすると、以下の3点となります。
・マスクとマスクスプレーを活用すれば、外部のニオイを遮断できる。
・香水のきついニオイを訴える際は、体調や仕事に影響することを強調する。
・上司や人事をはじめ、職場全体の協力を得て、間接的に伝えるのがおすすめ。
一時的な対策であればマスクでしのげるかもしれませんが、ずっと同じ職場で働くことを考えれば、職場改善という視点が大切になります。
一人で抱え込まず、上司や人事に相談してみましょう。
あなたの行動が、同じようにニオイに悩んでいる他の同僚も救うことになるかもしれません。
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