暑い日が続くと食欲もなくなり、つい冷たい飲み物や冷たい食べ物ばかり摂りがちになってしまいます。
これは体を冷やす原因になってしまいます。
冷え症対策のひとつとして、体を内側から温めてくれる食材を摂ることが必要となります。
ココでは冷え症に注意したい食材や効果のある食材などをご紹介しています。
冷えすぎるので注意したい食材
体を冷やす食材にはさまざまなものがあります。
まず、野菜の中では主に夏に収穫できるものが体を冷やしやすいです。
例えば、なすびやきゅうり、トマトなどです。
これらの野菜には特徴があり、どれも地面の上にできるものです。
また、白色や青色、緑色などの野菜も体を冷やしやすいため、冷え性の人はもちろん、冷え性でない人も食べすぎには注意が必要です。
他には、果物だとパイナップルやマンゴー、スイカなどは体を冷やしやすいです。
これらは主に南国でとれるフルーツで、暑い地域で収穫できるものは体を冷やしやすい傾向にあります。
また、メインのおかずとなる魚や肉にも体が冷えやすいものがあります。
例えば、うなぎやあさり、豚肉などです。
しかし、これらの食材は食べることで体を冷やしやすいといっても、どれも豊富な栄養素が含まれています。
そのため、体が冷えやすいからといって毛嫌いしたりせずに、それぞれの食材の特性を生かしてバランス良く食べることも大切です。
冷え性に効果のある食材と栄養素
野菜であればカボチャやニンジン、ごぼうなどは冷え性が気になる人におすすめです。
これらは全て土の下で育つ野菜で、食べることで体を温める効果が期待できます。
特にカボチャにはビタミンEが、ニンジンにはビタミンAが豊富に含まれています。
ビタミンEは血行を良くする作用があり、ビタミンAには免疫力を高める作用があります。
冷え性の人は血行が悪く、免疫力も低下しがちなので、これは非常に嬉しい作用でもあります。
また、ゴボウは食物繊維が豊富で、カボチャやニンジンと同様に血行を良くする作用があると言われています。
他にも、フルーツであればブラックベリー、オレンジなどが効果的で、ブラックベリーは抗酸化作用が高く、オレンジもビタミンを豊富に含んでいます。
魚であれば鮭やニシンなどが効果的で、食べることで血液の循環が改善される作用が期待できます。
またオメガ3脂肪酸といわれる成分が含まれているため、中性脂肪の低下などの効果も期待できます。
冷え性に効果のある食材を使ったおすすめ簡単料理
冷え性におすすめ料理は、何と言っても火を通した料理です。
温かいものを食べるとそれだけで体がポカポカ温まりますが、体を温める効果のある食材を使用して料理することで更なる効果が期待できます。
おすすめは、簡単に作れる野菜スープや味噌汁です。
体を温める効果のあるニンジンやゴボウなどを積極的に使用して温かいものを作ると良いです。
調味料も、体を温めるとされている塩やコショウ、味噌などを使うことが効果的です。
また、その他の野菜を食べるときも生のままではなく、温野菜にして食べることで冷え性の悪化を防ぐことができます。
その際には冷たいドレッシングではなく、温めたソースをかけるとさらに良いでしょう。
また、温かいあんかけを料理にかけて食べることによって冷めることを防止することもできます。
あんかけはスープに水溶き片栗粉を加えることで簡単に作ることができるため、うどんなどの麺類のスープを作る際にもおすすめです。
まとめ
体を外から温めても、体の中が冷たくては効果がありません。
体を温めてくれる食品を取っていくことで、冷え性も徐々に改善されていくので毎日、意識をして体を温めるものを食べるようにしましょう。
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