明日着ていく予定のスーツやお洋服に虫食い発見!
こんな経験をされた方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
「このスーツと決めていたのに、今から変更できない」
「そもそも、スーツはこれしか持ってないんだよね」
時間に猶予があればお直しに出したほうがいいのだろうけど、いくらかかるかわからないし、とりあえず応急処置だけでなんとか切り抜けたいという方も多いのではないでしょうか。
ここでは虫食いを見つけてしまった時に簡単にできる応急処置をご紹介しています。
スーツの虫食い応急処置は着るタイミングにもよる
社会人ともなれば会社通勤に毎日スーツを着ていく人もいらっしゃるでしょう。
また、就職試験などの面接、成人式、入学式、といった際にスーツが必要になることは多いですね。
毎日着ている服なら汚れや穴があればすぐに気づくものですが、一番厄介なのが衣替え直後でしょう。
気温の変動でスーツを衣替えしたまではよかったもの、着てみると虫食い穴が出来ているなんてケースは、少なからず存在します。
この時に修理に出したり、いっそのこと新しいスーツを購入するといった対策を講じられるならまだ安心です。
でも、慌てて衣替えを行っていたり、そもそも季節に合ったスーツが虫食い穴ができた一着しか持っていない場合は、そのスーツを応急処置する以外に方法はありません。
明日着ていく予定なのに、どこのお店も空いていない時間帯、まだ2~3日の余裕はある場合など、タイミングによる補修方法をご紹介しています。
スーツの虫食い-補修布・共布や接着剤を使った応急処置
明日あるいは今日、どうしてもこのスーツを着る、という場合は補修布や接着材を使って応急処置をしましょう。
スーツの多くは補修に使える予備の布(共布)を購入時に付属品としてつけてくれるので、共布が手元にある場合は布の接着剤となるアイテムを購入して使用する方法が便利です。
共布であれば色合いに問題が生じることは少ないので、虫食いを隠すのにちょうど良いです。
工作感覚で行えるので手先が不器用な人でも簡単にできる応急処置ですね。
もし共布がない場合は便利グッズとして「アイロンペッター」というものがあります。
これは時間に少し猶予がある場合や販売店舗がすぐ近くにある場合におすすめです。
ネットでも購入できます。
使い方はコチラの動画で分かりやすく解説されていますのでご参考に。
針や糸は不要です。
接着する布と布との間にアイロン接着テープを挟んで、その上に濡らした当て布を置いてアイロンで約10秒間プレスすれば接着完了です。
超便利で簡単ですね。
近くに販売している店舗がなかったり、通販でも即納は難しかったりする場合もあります。
そんな時は「すそ上げテープ」で同様に代用することができます。
すそ上げテープだと近くのスーパーの手芸コーナーにも大抵置いてありますし、100円均一のお店にもあることが多いです。
また、デパートに店舗を構えている手芸ショップなどにも、アイロンで接着する形の補修布が販売されています。
スーツの色に近い色合いを選び、穴を隠すように布をあててアイロンで接着すれば完了です。
夜中に気づいた場合は、24時間営業のスーパーやコンビニに置いているか電話で問合せしてみましょう。
スーツの虫食い-かがり縫いの応急処置
虫食い穴が小さい場合は、かがり縫いで応急処置をしておきましょう。
裁縫は苦手という人でも、とりあえず隠せるだけでいいというのならば体裁は気にせず縫ってしまいましょう。
かがり縫いとは布の裏面から糸を出し、布の先端を巻くようにして塗っていく方法のことで、スーツと同じ色か似た色の糸を使うのがコツです。
そうすることによって糸が見えにくくなるので、その場しのぎの方法としては十分に役立ちます。
ただ中にはいきなりかがり縫いと言われてもやり方が分からない人も多いのではないでしょうか。
分かりやすい動画がありますので、ご参考に。
また、針と糸なんて小学校の家庭科以来持ったことないから、無理~という人も当然いらっしゃると思います。
インターネット上にはかがり縫いを詳しく紹介したページや動画もありますが、方法を確認しながら布を縫うのは手間がかかるので忙しい時間帯には不向きかも知れません。
やはり一番てっとり早くおすすめなものは補修布、共布や接着剤を使った応急処置になります。
コチラの記事もご参考に。
まとめ
とりあえずの応急処置なので、後日、お直しに出されたほうが良いかと思います。
長く着たいものであればなおさらですね。
たとえ小さな虫食いでも大切なスーツには致命傷になります。
少しでもご参考になれば幸いです。
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