「好きなアーティストのライブがあるのに、遠すぎて行けない!」
地方在住だとよくありますよね。
そんな時に嬉しいのが、ライブビューイングではないでしょうか。
映画館などの公共施設を利用して、ライブ映像をスクリーンに映し出し、ほかの観客と一緒に盛り上がることができます。
まるでライブ会場にいるような感覚で楽しめるので、ライブビューイングがあれば積極的に参加する人も少なくありません。
ただ、そんな楽しいライブビューイングにも一定のマナーがあります。
それが守れなければ、ただの迷惑な客になってしまうので、事前知識は必須です。
そこで、本記事ではライブビューイングにおけるマナーの解説はもちろん、雰囲気やグッズについてもお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
ライブビューイングの雰囲気ってどんな感じ?
ライブビューイングに行ったことのない方は一体どんな雰囲気なのか、気になりますよね。
ライブ会場とは違い、公共の場ということもあるので、同じように盛り上がるのかが不安だと思います。
それどころか、私語禁止などの独自のルールがもしあった場合、ファン同士のコミュニケーションも取れず、はっきり言っておもしろくないですよね。
とはいえ、そんな心配は一切無用です。
実際のライブビューイングの雰囲気は、かなり盛り上がりますし、ちょっとしたライブと変わらない、いわゆる現地の雰囲気を楽しむことも充分に可能です。
ライブ会場に負けないくらいの盛り上がりが味わえる
「ほんもののライブ会場じゃないし、どうせ大したことないんでしょ?」
「映画館みたいな場所で盛り上がれるわけがないじゃん!」
もし、ライブビューイングに対してこのように考えているのであれば、かなり損をしています。
こればかりは実際に参加してみないとわからないことですが、ライブ会場に匹敵するくらいには盛り上がります。
激しい曲であれば会場全体がうなりを上げ、バラードではしっとりと聞き入る、まさにライブそのもので、会場の一体感もほぼ変わりません。
ライブに比べて参加しやすい雰囲気がある
ライブビューイングの良いところは、ほんもののライブよりも参加しやすい雰囲気にあります。
手軽に出かけられることはもちろん、映画館などの場合は見慣れた景色なので安心感もあります。
隣のお客さんとの距離感も保てるのもポイントです。
ライブには行ってみたいけど、どんな雰囲気か知りたい、そんな人にこそ、ライブビューイングをおすすめします。
ライブビューイングで守るべき必須マナー
次にライブビューイングでの守るべきマナーについて解説していきますが、マナーだからといって肩に力を入れる必要はありません。
ものすごく簡単に言ってしまえば、常識の範囲内で行動すればOKなんです。
とはいえ、細かいこともいくつか注意しなければならないので、それぞれ一緒に見ていきましょう。
周りに迷惑をかけない
当たり前と言うか、できていて当然のことですが、たくさんの人が集まっている公共の場に出向くわけですから、周りに迷惑をかけるような行為はマナー違反です。
大声で騒いだり、ほかのお客さんとトラブルを起こす、通常ではありえないサイズの自作グッズを持ち込むなどの行為が該当します。
細かく言えばまだまだたくさんありますが、前述したとおり、常識で収まる行動を取ればなにも問題はありません。
何事も節度を守ることが極めて重要であり、それがマナーです。
拍手や手拍子はシチュエーション次第
いざライブが始まれば、テンションが上がるのは間違いありません。
大好きなアーティストが歌う姿、会場の一体感など、興奮するのは当たり前です。
そこで思わずやってしまう行為が、拍手や手拍子ではないでしょうか。
それ自体は悪いことではなく、ほかのお客さんもきっとやっているはずです。
ただ、なんでもない場面で一人で拍手したり、過度な手拍子は控えるべきです。
大声での声援は場合によってはNG
ライブにつきもののコールアンドレスポンスでも、暗黙の了解に近いマナーが適用されます。
マイクをこちらに向けられてうれしいのはわかりますが、大き過ぎる声で叫ぶのはやめましょう。
他にも、声援を送りたくなるシーンも多々あるでしょう。
しかし、そこは迷惑がかからない程度に抑えた方が無難です。
スタンディングやジャンプは周りを確認する
「跳べ!」
ボーカルが観客をあおるのによく使うマイクパフォーマンスですが、きっと会場なら当たり前のようにジャンプするはずです。
しかし、ここはライブビューイング会場であり、ジャンプできるだけのスペースがあるか考えて行う必要があります。
ほかの人を押しのけてまでやることではないので、周りをよく確認して行ってください。
付随して、スタンディングにも注意が必要です。
あなたが立つことで後ろの人が見えなくなってしまいます。
会場全体が立っているのであれば、周りを配慮してあなたも立つべきですが、だれも立っていないのであればやめておきましょう。
また、座って見ていても全然、問題ありません。
映画館の座席なんですから、好きなように振舞いましょう。
グッズの持ち込みは?
ライブの必需品と言えばサイリウムやうちわ、タオルなどのグッズですが、ライブビューイングでも販売、また自分のものを持ち込むことは可能なのでしょうか。
結論からお伝えすると、場所によることが多いです。
禁止されている場所もあれば、OKな場所もあるので、事前に調べておいた方が間違いはありません。
グッズ持ち込みOKだからといって、必ずしもグッズを持っていかなければならないかと言われれば、決してそんなことはありません。
あくまでも個人の判断であり、迷惑がかからないのであれば、そこは自由に捉えて大丈夫です。
グッズがないから冷ややかな目で見られる、なんてこともないので、安心して手ぶらでお出かけくださいね。
ライブビューイングでグッズ販売はある?
ライブビューイングでグッズ販売があるのか気になるところですね。
こちらもグッズ持ち込みの場合と同じように、結論からお伝えすると、主催者や映画館によります。
全ての映画館で販売されるというわけでもないので、上映される映画館やアーティストの公式サイトなどで確認してみるのが良いでしょう。
グッズ販売があっても、ライブ会場での時よりは種類や数が少なく、厳選したものが販売されることが多いので、欲しかったグッズがライブビューイングでは購入できないという場合も多々あります。
また、アーティストによってはライブビューイング限定グッズが販売されることもあるので要チェック!
こんな感じで、ライブビューイングのグッズ販売があるかないかは、主催者や映画館によって異なるので、気になる場合は前もって映画館などに問い合わせてみましょう。
まとめ
ライブビューイングのマナーについてお伝えしましたが、周りに合わせて迷惑がかからないようにすれば問題はありません。
ライブさながらの雰囲気も味わえる上に、グッズが必須といった特別なルールもないので、気軽にお試しで参加したい初心者には、まさに打ってつけと言えます。
ほんものの会場のように野外で行われることもほぼありませんし、天候を気にする必要がなく、終わればすぐに自宅に戻れるのもうれしいです。
これを機に、ぜひライブビューイングを体験してみてはいかがでしょうか。
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