夏休みになると旅行やキャンプを楽しむ機会が増えてきます。
今年は自由研究にも最適な天体観測を楽しんでみませんか。
夜空を心行くまで楽しむのならやはり、ゆっくり泊まれる宿泊施設を利用しましょう。
ココでは天体観測ができる、おすすめの宿泊施設のご紹介をしています。
夏休みに天体観測を楽しめる関東のおすすめ宿泊施設
関東地方で夏休みに天体観測を楽しめる宿泊施設です。
様々な星座を探したり、雄大な夜空をひたすら眺めたり。
ロマンチックな夜空に癒されること間違いなしです。
美しい星空を心行くまで観測しましょう。
➡栃木県「丸沼温泉の環湖荘」
「環湖荘」は栃木県の県境の標高1450mに位置し、白樺と楢の原生林囲まれる丸沼と菅沼、大尻沼の3湖をプライベートレイクとしています。
夜には満天の星空を楽しめるだけではなく、輝く星達が湖面に映り幻想的な光景を楽しむことができます。
一年を通して数多の星座がまたたく様子やたくさんの天体を眺められるポイントとして知られ、天体観測ファンの間では有名です。
➡千葉県館山市「休暇村館山」
休暇村館山は南房総国定公園に位置する天文台を併設したホテルです。
大型スクリーンによる星座説明会と口径152mmの屈折望遠鏡による天体観測を楽しむ事ができます。
宿泊者向けの数々のイベントがあり「星」を堪能できる宿です。
➡埼玉県ときがわ町「星と緑の創造センター」
ときがわ町星と緑の創造センターは、天文台としての観測機関ではなく、ログハウスやバンガローなどの宿泊施設・デイキャンプ施設です。
ただし、星空観望会(要予約・無料)で91㎝反射望遠鏡等を使用して星空を観測できます。
(3月~11月は月2回、12月は月1回開催。)
標高875mの堂平山観測ドームには口径91cmの反射式天体写真儀など5つの天体望遠鏡で天体観測を楽しむことができます。
★ときがわ町星と緑の創造センターの地図と詳細・予約状況など★
➡栃木県日光市「日光アストリアホテル」
日光アストリアホテルは関東地方屈指の天体観測ポイントとされる戦場ヶ原まで車で数分の立地にあります。
周辺に大きな道路や建物のない、森の中の一軒宿です。
夜には満点の星空を望むことができ、星空のもとでかけ流しの贅沢な天然温泉を楽しめます。
プラトーさとみは里美カントリー牧場内にあるふれあい交流施設で宿泊も可能です。
施設内には天体観測ができる天体望遠鏡・風力発電の風車などたくさんの見どころがあります。
自分達で天体観測するだけでなく、金曜日〜日曜日は口径20cmの天体望遠鏡でも天体観測を楽しむ事ができ、事前予約が必要ですが、木工体験もできます。
高原にあるので、眺めは最高でのんびりと時間を忘れて過ごせる施設です。
夏休みに天体観測を楽しめる関西のおすすめ宿泊施設
次は関西地方で夏休みに天体観測を楽しめる宿泊施設のご紹介です。
➡奈良県五條市「大塔コスミックパーク星のくに」
「星のくに」のある大塔町は豊かな緑に囲まれ、夜になれば満天の星空を見ることができる人気のスポットです。
施設内には二つの天文台やプラネタリウムも併設され、天文指導員の解説を聞きながら、じっくりと星空を眺めることができます。
天文台やプラネタリウムを有するだけでなく、反射式天体望遠鏡と屈折式天体望遠鏡をそれぞれ有するドーム付きバンガローがあります。
宿泊施設はロッジ・ログキャビン・天体ドーム付きバンガローなどがあり、泊まり方が選べることも魅力の一つ。
宿泊者には望遠鏡や双眼鏡の貸し出しもしています。
➡兵庫県豊岡市「オーベルジュ・アルビレオ天文台」
「オーベルジュ・アルビレオ天文台」は兵庫県豊岡市日高町にある神鍋高原に位置し、60㎝の反射式大型望遠鏡で天体観測を楽しむ事が出来ます。
天文台では大きな望遠鏡を完備しているので本格的な天体観測ができます。
望遠鏡工作体験ができるので休みの自由研究にもピッタリ!
★オーベルジュ・アルビレオ天文台の地図と詳細・予約状況など★
➡兵庫県姫路市「姫路市宿泊型児童館星の子館」
「姫路市宿泊型児童館星の子館」は、宿泊施設と児童館及び天文台から融合した施設で、口径90cmの反射式望遠鏡で天文観測が楽しめます。
公共の宿・児童館・天文台の3つが融合。
昼は姫路セントラルパークや姫路城、姫路市動物園などで遊び、夜は天体観測で宇宙を体験しましょう。
赤ちゃんも安心の児童館だから初めてのお泊りにもおすすめです。
➡兵庫県佐用郡「兵庫県立西はりま天文台公園」
「兵庫県立西はりま天文台公園」は宿泊施設だけでなく、フィールドアスレチックや自然散策道などを併設する施設です。
宿泊用施設として「家族用ロッジ」と「グループ用ロッジ」があります。
60cm望遠鏡と同架望遠鏡を使って、太陽や金星水星のほか「青空をバックにした一等星」など、昼間に見える明るい天体を観察できます。
国内最大口径2mの「なゆた天体望遠鏡」で天体観測が楽しめる他、太陽全体をモニターする「太陽モニター望遠鏡」、太陽専用の望遠鏡「キラキラとんぼ」など多数の望遠鏡を設置しています。
➡兵庫県南あわじ市「休暇村南淡路」
淡路島内唯一の天文台を備えているのが「休暇村南淡路」です。
ここでは、星のソムリエによるスクリーンを使った天体の解説や星座に纏わる伝説などの説明が毎夜行われ、淡路島で最大級の口径40cmの大型望遠鏡による天体観測も楽しむ事が出来ます。
天体観測を楽しむための便利グッズ
天体観測を楽しむ為のグッズとしては、天文台などの施設を利用しない場合には、遠い夜空に輝く星達を近くで見る為に天体望遠鏡が必要ですが、集光率の高い双眼鏡も手軽で便利なグッズです。
天体は、観測する時期や時間によって大きく異なるので、星座の早見盤や星図、コンパスがあると非常に便利ですが、スマートフォンのアプリで代用する事が可能なので事前にダウンロードしておくと便利です。
天体観測は、月明かりすら無い闇夜が好ましいとされているので観測の準備には必然的に懐中電灯やランタンが欲しくなりますが、他の観測者のいる場合には光の拡散が少ないLED電灯や照度を抑え目に優しい小型の赤い懐中電灯が便利です。
天体観測は、基本的に見上げる動作を長時間繰り返すので座る事の出来るシートやテーブルセットなどがあると便利です。
夏は蚊などの害虫も多いので虫除けスプレーやアウトドア用の電池式虫除けがあると快適に天体観測を楽しむ事が出来ます。
まとめ
今年の夏はぜひ親子で天体観測をしながら家族の絆を深めてみてはいかがでしょうか。
バーベキュー場も整備されているところもあるので、家族やグループで気軽にバーベキューを楽しむのもいいかもしれません。
満天の星空を眺め、ゆっくりと時の流れを感じながら、日頃の疲れを癒しましょう。
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