夫婦によって結婚生活の形は違うもので、「共働きなのか専業主婦なのか」という違いもあれば、「家事の分担をするか奥さんがほとんど行うのか」といった違いもあったりします。
その中でも特に偏りがちなのが「どちらが料理をするのか」という問題ではないでしょうか?
一昔前までは、「料理は女性が行うもの」という価値観が当たり前でしたが、現代では夫婦の話し合いによって決めることも多くなっています。
しかし、例えば「料理は奥さんが担当」と2人で話し合って決めていたにもかかわらず、全く料理をしないというケースもあったりします。
短期間であれば我慢もできますが、長期間そういった状態が続くようならば、確実に夫婦関係にヒビが入ってしまうことでしょう。
こういったケースの場合、いったいどのような解決法が適切なのでしょうか?
まったく改善されない場合には、「離婚」という選択肢も考えなくてはいけないのでしょうか?
この記事では、そんな「共働きで料理しない妻に嫌気がさした場合の対処法」について解説していきたいと思います。
奥さんが料理をしないケースとは?
共働きの場合、夫婦で協力して家事や育児を分担することが当たり前となってきています。
しかし、男性は女性と比べて料理が苦手な人も多く、必然的に女性が行うケースが増えます。
そんな時でも、男性が洗濯や掃除を分担していれば夫婦の負担のバランスを保つことができ、円満な家庭を築くことができることでしょう。
しかし、問題は「料理担当であるにもかかわらず毎日料理をしない」というケースです。
最悪の場合は旦那さんが料理を担当し、妻が洗濯や掃除をすれば良いのですが、どちらも疎かにしてしまうケースもあったりします。
●仕事の疲れやストレスによって無気力になってしまっている
●育児などで手いっぱいになり、食事を作る余裕がない
●単純にズボラな性格
●夫に対して不満を持っている
これらの原因によって、料理を作ることを拒否してしまう場合もあるのです。
妻が料理をしない日が続いた場合はどうしたらいい?
もしも前述したような原因によって妻が料理をしない場合、何かしらの対処をする必要があります。
考えられる対処法は以下の通りです。
お互いの家事の分担を変更してみる
料理に対して奥さんが大きな負担だと感じているのであれば、やはり家事の分担を変更するという対処法が現実的な方法と言えるでしょう。
料理が苦手でもダンナさんが料理を担当し、奥さんは洗濯や掃除の担当にするという考えです。
料理をしてくれるよう真剣に話し合う時間を作る
長期間、妻に対する不満を抱えた状態では何も解決しないので、一度しっかりと話し合う時間を作り料理を作ってほしいと話すことも必要だと言えるでしょう。
何割かの奥さんは、旦那さんが真剣に話をすれば自分の非を認め料理を作る努力をしてくれるようになるはずです。
料理という作業を分担して行う
洗濯や掃除、料理といったジャンルで家事を分担するのではなく、曜日や仕事から帰ってくる時間などによって行う家事を変える(分担を変える)という選択肢もおすすめです。
それでも改善されなかったら・・・?
旦那さんとしては、長期間耐えるだけではなくいくつかの対処法を行うことが必要ですが、もしもそれでも改善がされなかった場合は、「離婚」ということも選択肢に入ってくるはずです。
「いやいや、料理をしないくらいで離婚は大げさじゃない?」と思う人もいるでしょう。
しかし、話し合いや代替えの提案をしているにもかかわらずそれに応じないということは、明らかに価値観や気持ちに大きなズレが生じていることと言えるので、十分に離婚を考える原因となり得るのです。
ただし、対処法を行ってダメだからすぐに「離婚しよう」と言うのではなく、まずは「こういった考え方の違いが起こるようならば離婚という選択肢も出てきてしまうよ?」と諭すことが必要です。
諭すことで、「え?そんなに重く考えているんだ」と気が付くことができる可能性もあり、関係が修復に向かう可能性もあります。
もしもここまで配慮し、真剣に話をしているにもかかわらず全く応じない場合には、本格的に離婚を検討した方が良いと言えるのかもしれません。
まとめ
今回は、共働きで料理しない妻に嫌気がさした場合の対処法について解説してきました。
・料理が苦手であっても旦那さんが料理を担当し、奥さんに洗濯や掃除を担当させる
・真剣に話し合う場を設けて、料理をするように話す
・料理という作業を分担して行う
共働きで料理をしない妻にこのような対処法を行っても全く応じない場合には、本格的に「離婚」という選択肢を考えてみても良いと言えるかもしれません。
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