仕事先や学校などで、名前を呼ばずに「ねぇ」「ちょっと」といった呼びかけを耳にすることがありませんか?
また、付き合っている人から「ねぇ」といつまでも名前を呼んでもらえないという方もいるのでは?
どうして名前を呼ばないの?と疑問をもった方も多いのではないでしょうか。
これには、色々な心理が隠されていることがあるようです。
今回は、相手の名前を呼ばない人の様々な心理を掘り下げてみたいと思います。
名前を呼ばない人の心理とは?その背景にある様々な理由
名前を呼ぶのが面倒だから
近くに相手がいる場合、わざわざ名前で呼ぶ必要性を感じないことがあります。
周りに他の人がいた場合、名前を呼ばないとその人が「呼ばれたのは自分だ」と思い振り向いてしまうことがあります。
そのため、遠くに相手がいる時などは名前を呼ぶようにしている場合もあるでしょう。
でも、手が届くような近い距離にいる人ならば、名前ではなく「ねぇ」と声を掛けるだけで済むと思ってるかもしれません。
面倒くさがりの人は、何事も楽に済ませたいと思ってしまいがちなので、相手が気づいてくれるなら別に名前を呼ばなくてもいいか、と考えてしまうんです。
名前を呼ぶのが照れくさいから
好意を抱いている相手に対しては、名前が呼べないという照れ屋さんもいます。
特に気になる人の前で名前を口にすることに緊張してしまい、他の人は普通に名前で呼べても、その人には「ねぇ」と声をかけるだけになってしまうことも。
なぜ、ちゃんと名前を呼んでくれないんだろう?と不思議がられたり、不快に思われたりするかもしれません。
これが原因で相手に誤解されたり、関係がこじれることもあり得ます。
そう認識していても、相手の名前を呼ぶだけで赤面してしまうと分かっているので、ここでは呼べない…と思ってしまうんですね。
親しいと思ってるから
相手と親しい関係だと思い込んでいる場合にも、名前を呼ばずに済ませることがあります。
例えば、ある男性が自分のパートナーに対して名前を呼ばずに「おまえ」と呼ぶことで、その親密さを表現している可能性があります。
女性としては、ちゃんと名前を呼んでほしいと思う時もありますよね。
特に人前で話していて「おまえは○○だから」のように言われると、高圧的に感じて不快な気持ちになることもあります。
このような場合、自分が我慢をすればいいと考えたりするものですが、あまり我慢をすると、相手に対しての関係が悪くなってしまうというリスクもあります。
相手に対して、自分の考えをきちんと伝える勇気を持つことも必要ですね。
名前を覚えるのが苦手だから
名前を覚えること自体が苦手で、特に親しくない相手の名前を避けてしまうこともあります。
特に職場などでは、自分にとって重要でないと感じる人の名前を覚えることに消極的になる人もいます。
後輩や部下の場合だと「ねぇ」とか「ちょっと」と呼べば、それで話が通じるので問題はないと思ってしまうのでしょう。
反対に、将来的に自分に影響がある人かも知れないと思うと、名前を覚えておくのは必要だと考えます。
名前を呼ばない人には、名前を覚える努力をしないというケースも見受けられたりします。
もっと仲良くなりたいから
もっと仲良くなりたいという思いから、意図的に名前を呼ばないケースもあります。
あえて名前を呼ばないことによって「なぜ私だけ名前を呼ばないのか」と相手に思わせ、自分に注目してもらいたい、気になる存在でありたい、と考えてしまうんです。
名前を呼ばないことで相手の反応を試しているのですが、もし、相手が不思議そうな表情をしていると、気にしてくれていると思い、嬉しく感じてしまうのでしょう。
でも結果として「名前を呼ばないなんて、失礼な人」と、嫌われてしまうリスクもあるので気を付けるようにしたいですね。
まとめ
人は様々な理由から他人の名前を呼ばないことがあります。
その背景には相手に対する尊敬の念や、逆に距離を置きたいという心理が隠れていることもあるので、どんな心理なのか、判断しにくいこともあるでしょう。
一度くらいなら、単純に名前を忘れてしまったという場合もあるかもしれません。
どのような理由であれ、自分の名前を呼んでほしいと望むのなら、その思いをしっかりと相手に伝えることが、関係をより良いものにするための第一歩になるでしょう。
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