みなさんは、寝る前にドライヤーをかけていますか?
「髪が長いから乾かすのが大変」「面倒だし、そのうち乾くから放置してしまう」という人は、意外と多いのではないでしょうか?
しかし、実際のところ寝る前にドライヤーをかけた方が良いのか分かりませんよね。
そこで今回は、寝る前にドライヤーをかけた方が良いのか、またオイルは必要なのかというテーマで、詳しく解説していきたいと思います。
寝る前のドライヤーは必要?
それでは早速、寝る前のドライヤーは必要なのかについて解説していきましょう。
結論から言うと、寝る前のドライヤーは必要です。
髪の毛は、洗って濡れたままの状態にしておくと、表面のキューティクルが開いた状態になっています。
キューティクルは、髪の毛の内部を外部の刺激から守る役割を担っていて、そのキューティクルが開いた状態になっているという事は、髪の毛が非常に傷みやすい状態になっているという事になります。
また、濡れた状態の髪の毛は、衛生面で考えても良くありません。
頭皮が水分で濡れていると、それだけ雑菌が増える原因にもなるからです。
さらに、髪の毛が濡れた状態で布団に入ると、布団やまくらが濡れてしまいますし不衛生です。
このような事から、寝る前のドライヤーは必要だと言えますね。
寝る前にドライヤーをかけた方がいい理由
では次に、寝る前にドライヤーをかけた方がいい理由をご紹介していきましょう。
寝癖がつきにくい
寝る前に、ドライヤーをかけた時と、ドライヤーをかけないで寝た時では、明らかに翌日の寝ぐせの付き方が違います。
きっと、寝る前にドライヤーをかけない人は、翌朝寝癖を直すのに苦労しているのではないでしょうか?
実は、髪の毛というのは、何種類もの「結合」が組み合わさって出来ています。
その中には、シャンプーなどで髪の毛が濡れただけで、簡単に切れてしまう弱い結合も存在します。
この結合は、ドライヤーをかけて乾かせば、また元通りになるのですが、濡れた状態で寝てしまうと元には戻りません。
これが、いわゆる寝ぐせと呼ばれるものなのです。
結合が切れてしまった状態で、頭と枕に挟まれた髪の毛が折れ曲がり、そのまま乾いてしまう事で手強い寝ぐせになります。
寝る前にドライヤーをかければ、こうした寝癖を防ぐ事が出来るのです。
髪の毛が広がらない
寝る前にドライヤーをかけないと、下記のような悩みが多くなります。
・静電気で広がってしまう
・絡みやすい
・髪が傷みやすい
・パサパサしている
・ヘアカラーが落ちやすい
これは、髪の毛が生乾きの状態で寝ることによって、キューティクルが開いたままになっている事が原因です。
キューティクルが開いた状態の髪の毛は、たわしのように毛羽立っていて、枕でこすれるとさらに傷んでいきます。
寝る前に、ドライヤーかけるとキューティクルがしっかり閉じるので、髪の毛が広がりにくく、静電気も起きにくくなります。
ダニや雑菌が増えにくい
湿度が高く暖かい環境は、ダニや雑菌にとってとても居心地の良い状態です。
寝る前に、ドライヤーをかけないで生乾きのままだと、雑菌にとって居心地の良い環境を整えてしまう事になります。
ダニは、乾燥に弱いという特徴がある事から、寝る前にドライヤーをかけるとダニによる頭皮ストレスを減らすことが出来るのです。
寝る前にオイルは必要?
それでは最後に、寝る前にヘアケアとしてのオイルは必要なのかについて解説していきたいと思います。
オイルと聞くと、寝る前に付けたらベタつきそうで嫌だと感じる人も多いかもしれません。
しかし、寝る前にヘアオイルをつけると、様々な嬉しい効果が期待できるのです。
・寝ている間に、補修成分が浸透する
・朝のスタイリングが楽になる
・乾燥を予防する事が出来る
・寝癖が付きにくくなる
ヘアオイルには、髪の毛のダメージを修復してくれる成分が含まれている事が多いです。
そのため、寝る前に付ける事で自然と髪の毛の修復を行ってくれるのです。
また、ドライヤーをかける時にヘアオイルを使うと、ドライヤーの熱で水分が飛んでしまっても髪の毛の潤いを守ってくれます。
まとめ
さて今回は、寝る前にドライヤーをかけた方がいいのか、またオイルは必要なのかというテーマで、詳しく解説してみました。
寝る前のドライヤーは、面倒だと感じる人も多いかと思いますが、翌朝の髪の毛の状態を左右する大切な事だという事が分かりましたね。
また、ただ乾かすだけだと髪の毛の水分が逃げてしまい、パサつきの原因になりますが、オイルを使う事で解決する事が出来ます。
翌朝の寝癖が酷い人や、髪の毛の痛みが気になる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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